2年ぶりの開催となる全日本卓球選手権大会（カデットの部）が、2021年10月29日（金）～31日（日）まで、愛知県のスカイホール豊田（豊田市総合体育館）で開催。
大会最終日は13歳以下男女シングルス、14歳以下男女シングルスの決勝までが行われ、13歳以下女子シングルスでは張本美和（木下卓球アカデミー）が初優勝を飾った。
【13歳以下女子シングルス優勝】 張本美和（木下卓球アカデミー）
【13歳以下女子シングルス2位】 高森愛央（ミキハウスJSC）
【13歳以下女子シングルス3位】植田杏（ミキハウスJSC）
【13歳以下女子シングルス3位】竹谷美涼（貝塚第二中）
13歳以下女子シングルスは、全中王者で第Ⅰシードの張本美和が初優勝を飾った。
張本は全中優勝後もTリーグでの活躍、世界ユースU-15の代表の代表の座を勝ち取るなど、中学校Ⅰ年生とは思えない快進撃を見せている。
決勝は、ボールの質が高く、コース取りも鋭いバックハンドで先手を取る張本と、思い切った回り込みで決定力の高いフォアハンドドライブを放つ高森がゲームを取り合う展開となったが、最終ゲームは、張本が得意のバックストレートで主導権を握り、リードを保ったまま逃げ切った。
3位には安定したラリーで強さを発揮した植田杏（ミキハウスJSC）と、ダブルスで優勝し2種目で表彰台にのぼった竹谷美涼（貝塚第二中）が入った。
●張本美和選手のコメント
ちょっとまだ現実を受け止められないですけど、素直にすごくうれしいです。
日々の練習で、一つ一つ課題を持って、目標を達成しながらやってきたので、自信を持ってプレーすることができてよかったです。
決勝は、2ゲーム目挽回されたときはヤバいと思いましたが、1対1になってもまだ同点なので、そこから0対0の気持ちでやれたのがよかったです。準決勝の植田さんとはもっと競るかと思いましたが、自分の方が点数も取れたし実力的にも上かなと感じました。やっぱり決勝が一番つらかったですね。
世界ユースの代表になれたので、シングルスも団体もどちらも頑張りたいです。
詳しい記録はこちらから
日本卓球協会大会ページ：https://jtta.or.jp/tour/851
（取材＝佐藤孝弘）
