［国内大会］

宇和島インターハイ　女子シングルスはベスト8が出そろう

2022.08.07

　高校生たちの祭典、第91回全国高校総体卓球競技大会（通称インターハイ）が7月29～8月8日に宇和島市総合体育館（愛媛）で開催される。今回のインターハイは、新型コロナウイルスへの感染対策を踏まえ、男女別日程で開催（男子が7月30〜8月3日、女子が8月4日〜8日）。そのため、11日間という長期にわたり、高校日本一をかけた熱戦が繰り広げられることになる。
　本日8月7日は、女子シングルス3回戦〜5回戦までが行われ、ベスト8が出そろった。
※写真は女子シングルスベスト8に勝ち残っている吉松寿莉（開新）

▼女子シングルス3回戦の結果
横井咲桜（四天王寺）　3-1　御座岡真愛（希望が丘）
野川春華（武蔵野）　3-0　西牧優衣（郡山女大附）　
桧山夏望（横浜隼人）　3-0　水島和香（済美）
高村幸佐（敬徳）　3-2　由井心菜（白子）
𠮷井亜紀（就実）　3-2　髙橋凜華（姫路商業）
東川羽菜（宇都宮文星）　3-0　高橋穂佳（聖和学園）
牧野里菜（遊学館）　3-0　梅木ちとせ（明豊）
附田蒼和（青森商業）　3-2　冨田愛（富田）
青井さくら（明徳義塾）　3-0　野々口彩乃（日本航空）
藤田知子（四天王寺）　3-0　佐藤清乃（聖和学園）
岡るる（札幌大谷）　3-2　藤原優（進徳女子）
坂﨑愛華（正智深谷）　3-1　山岸唯菜（新潟産大附）　
小林りんご（桜丘）　3-0　山藤結夢（済美）
佐原のどか（鎮西学院）　3-1　杉田くるみ（武蔵野）
武山華子（横浜隼人）　3-1　竹内伶（遊学館）
赤江夏星（リベルテ）　3-0　常松世名（米子高専）　
由本楓羽（リベルテ）　3-1　鈴木珠乃（武蔵野）
本間あかり（札幌大谷）　3-2　山脇ゆき（白子）　
栗山優菜（桜丘）　3-0　佐久間芽生（文星芸大附）
塚田桜姫（中野西）　3-0　玉山琴里（葺合）　
髙橋奈未（山陽学園）　3-1　野﨑穂果（武蔵野）
吉松寿莉（開新）　3-0　植木七海（進徳女子）　
岩木仁香（横浜隼人）　3-1　薗部美咲（日立第一）
白山亜美（明徳義塾）　3-0　狩野琴春（埼玉栄）　
首藤成美（希望が丘）　3-0　山田夏花（浜松修学舎）
山﨑唯愛（明誠）　3-1　宮内理仲（横浜隼人）　
阿久根みこ（聖和学園）　3-2　尾関春奈（富田）
野村光（桜丘）　3-0　髙橋美悠（桜の聖母）　
平野亜子（甲府西）　3-0　前山美南（尽誠学園）
矢島采愛（正智深谷）　3-2　横谷かいら（武蔵野）　
佐藤野々華（新潟産大附）　3-0　山口胡桃（和洋国府台）　
大藤沙月（四天王寺）　3-0　東川陽菜（進徳女子）　

▼女子シングルス4回戦の結果
横井咲桜（四天王寺）　3-0　野川春華（武蔵野）　
高村幸佐（敬徳）　3-1　桧山夏望（横浜隼人）
東川羽菜（宇都宮文星）　3-2　𠮷井亜紀（就実）　
牧野里菜（遊学館）　3-0　附田蒼和（青森商業）
青井さくら（明徳義塾）　3-2　藤田知子（四天王寺）　
坂﨑愛華（正智深谷）　3-1　岡るる（札幌大谷）
小林りんご（桜丘）　3-0　佐原のどか（鎮西学院）
赤江夏星（リベルテ）　3-1　武山華子（横浜隼人）
由本楓羽（リベルテ）　3-1　本間あかり（札幌大谷）　
栗山優菜（桜丘）　3-0　塚田桜姫（中野西）　
吉松寿莉（開新）　3-2　髙橋奈未（山陽学園）
白山亜美（明徳義塾）　3-1　岩木仁香（横浜隼人）　
山﨑唯愛（明誠）　3-0　首藤成美（希望が丘）　
野村光（桜丘）　3-0　阿久根みこ（聖和学園）　
矢島采愛（正智深谷）　3-0　平野亜子（甲府西）　
大藤沙月（四天王寺）　3-0　佐藤野々華（新潟産大附）　

▼女子シングルス5回戦の結果
横井咲桜（四天王寺）　3-0　高村幸佐（敬徳）　
牧野里菜（遊学館）　3-0　東川羽菜（宇都宮文星）　
青井さくら（明徳義塾）　3-0　坂﨑愛華（正智深谷）
赤江夏星（リベルテ）　3-1　小林りんご（桜丘）
由本楓羽（リベルテ）　3-0　栗山優菜（桜丘）
吉松寿莉（開新）　3-2　白山亜美（明徳義塾）　　
山﨑唯愛（明誠）　3-0　野村光（桜丘）　
大藤沙月（四天王寺）　3-1　矢島采愛（正智深谷）　

　第1シードの横井（四天王寺）は3回戦で御座岡（希望が丘）の思い切った攻めに先制されるが、そこから落ち着いて両ハンドを振って勝利すると、4回戦で野川（武蔵野）、5回戦で高村（敬徳）をともにストレートで下し、ベスト8入り。調子を上げてきている。
　横井とならぶ優勝候補の第2シード・大藤（四天王寺）は、5回戦で矢島（正智深谷）のサウスポーから繰り出す思い切った攻めに中盤まで苦しめられるが、終盤はしっかり攻めて明日の準々決勝へ駒を進めた。

　青井（明徳義塾）は4回戦で藤田（四天王寺）とのゲームオールの激戦を乗り切ってベスト8入り。強打の赤江（リベルテ）も、5回戦で小林（桜丘）のカットを気迫で打ち切り、ベスト8入り。青井と赤江は明日の準々決勝で対戦する。このラウンド屈指の好カードになるだろう。

　牧野（遊学館）は、伸びやかな両ハンドを武器に5回戦で東川羽菜（宇都宮文星）にストレート勝利し、ベスト8入り。明日の準々決勝では横井に挑む。
　由本（リベルテ）は4回戦で本間（札幌大谷）のカットに苦しめられるが、ここをしのぐと、5回戦で栗山（桜丘）をストレートで下し、ベスト8に勝ち残った。
　昨日の女子ダブルスで2年連続表彰台を獲得した山﨑（明誠）も好調だ。4回戦で首藤（希望が丘）、5回戦で野村（桜丘）と、実力者をストレートで連破してベスト8入り。明日の準々決勝では、サウスポーからの厳しい攻めで第2シードの大藤に挑む。

　女子シングルスで台風の目になっているのが、吉松（開新）。今回がインターハイ初出場という3年生の吉松だが、パワフルな両ハンドと気迫で髙橋（山陽学園）との4回戦にゲームオールで勝利すると、5回戦では上位進出候補の白山（明徳義塾）にゲームオールで競り勝ち、ベスト8に勝ち上がった。明日の準々決勝では表彰台をかけて由本と激突する。シンデレラストーリーの継続なるか注目だ。

●女子シングルス準々決勝（6回戦）の組み合わせ
横井咲桜（四天王寺）　-　牧野里菜（遊学館）　
青井さくら（明徳義塾）　-　赤江夏星（リベルテ）
由本楓羽（リベルテ）　-　吉松寿莉（開新）　　
山﨑唯愛（明誠）　-　大藤沙月（四天王寺）　