全日本卓球選手権大会(カデットの部)が、2022年10月28日(金)~30日(日)まで、奈良県のロートアリーナ奈良(奈良市中央体育館)で開催。
大会最終日はシングルス各種目の5回戦〜決勝が行われ、14歳以下女子シングルスは張本美和(木下アカデミー)が初優勝を飾った。
【14歳以下女子シングルス優勝】張本美和(木下アカデミー)
▼14歳以下女子シングルス準々決勝
小塩悠菜(星槎中) 4,-8,5,9 日下部詩季(遊学館ジュニア)
立川釉菜(明徳義塾中) 4,8,-6,8 牧野美玲(木下アカデミー)
大野紗蘭(石田卓球N⁺) 6,7,5 櫻井花(木下アカデミー)
張本美和(木下アカデミー)1,7,9 竹谷美涼(貝塚第二中)
▼14歳以下女子シングルス準決勝
小塩悠菜(星槎中) 9,7,-6,9 立川釉菜(明徳義塾中)
張本美和(木下アカデミー) 6,9,8 大野紗蘭(石田卓球N⁺)
▼14歳以下女子シングルス決勝
張本美和(木下アカデミー) 5,8,9 小塩悠菜(星槎中)
14歳以下女子シングルスの決勝は、ダブルスのペアでもあり、同級生のライバル対決でもある張本対小塩の対戦となった。
ここまで1ゲームも落とさずに勝ち上がってきた張本が、正確なサービスと中学生とは思えない威力、精度のバックハンドドライブで終始主導権を握りストレート勝ち。小塩の得意の多彩なプレーを封じて、昨年の13歳以下に続いて2階級制覇を達成した。
●張本美和選手のコメント
初の14歳以下の優勝を取ることができて、とてもうれしいです。
小塩さんとは世界ユースの選考会ででやりました。その時は1ゲーム目がちょっと競りましたが、全体的に言うと結構よかったかな。
今回の決勝は、私自身結構緊張もちょっとはしましたが、あまり考えずに自分らしくプレーができたので、すごい楽しかったです。
竹谷さんからの試合から決勝までの3試合が、その他の試合よりも準備をしっかりしたので、その分、逆によかったです。
やっぱり自分の対戦相手の年齢がちょっとずつ上がってきたので、まずは試合の流れを相手に取られないように気をつけています。大人の選手はやっぱり経験を積まれてる方が多いと思うんですけど、それでも自分のプレーをしたりとか、技術面よりもメンタル面の方をこう頑張っています。
【14歳以下女子シングルス2位】小塩悠菜(星槎中)
【14歳以下女子シングルス3位】立川釉菜(明徳義塾中)
【14歳以下女子シングルス3位】大野紗蘭(石田卓球N⁺)
詳しい記録はこちらから
日本卓球協会大会ページ:https://jtta.or.jp/tour/5776
(取材=佐藤孝弘)