1. 卓球レポート Top
  2. 大会
  3. 国内大会
  4. その他の国内大会
  5. バタフライ全国レディース 岩手県奥州市で開幕〜初日(7月22日)の模様〜

バタフライ全国レディース 岩手県奥州市で開幕
〜初日(7月22日)の模様〜

 2023年7月22~23、岩手・奥州市総合体育館(Zアリーナ)で「バタフライ 第46回全国レディース卓球大会」が開催。大会初日の7月22日は開会式と各種目の予選リーグと決勝トーナメントの序盤戦が行われた。

日本卓球協会の河田会長が選手を激励

 開催地の岩手県卓球協会・小野会長は地元の英雄を紹介

タイトルスポンサーを務めるバタフライの大澤卓子はレディース卓球の発展を願った


開会式に先立ち、地元の和太鼓が披露され、華やかな雰囲気での開幕となった。

 主催者として挨拶に立った公益財団法人日本卓球協会の河田正也会長は、前日から会場入りして選手の練習を見学したそうで、800名以上が集まったマンモス大会の熱戦を期待して選手を激励した。
 大会を主管する一般社団法人岩手県卓球協会の小野豊会長は、奥州市がメジャーリーガーの大谷翔平さんの出身地と紹介。また、岩手出身の詩人・宮沢賢治にちなんだエピソードを披露した。
 今大会を特別協賛し、タイトルスポンサーを務める株式会社タマス(バタフライ)の代表取締役社長・大澤卓子は、今回で46回を迎えた全国レディースの歴史と成り立ちに触れ、レディースの皆さんが卓球界に積極的に貢献し続けていることから、レディース卓球の更なる発展を願い、今大会を支援する意義を語った。

バタフライのブースでは大会記念Tシャツを求める選手の姿

レディースイベント恒例?!のネイルサービス

奥州市出身の大谷翔平さんの握手像が登場


 団体戦は第1ステージ(予選リーグ)と第2ステージ(決勝トーナメント)の序盤ラウンドが行われた。
 前回悲願の初優勝を果たした都クラブ(京都)は、予選リーグで大苦戦。今大会で過去3度の優勝を誇る三峰(埼玉)に2対0から2対2に追い付かれて会場がざわついたが、ラストでエースの岡村が切れ味鋭い裏面攻撃を決め、強豪を振り切った。
 そのほか、前回準優勝のチーム虹(兵庫)、前回3位の花野井クラブ(千葉)と狭山フレンズ(埼玉)も順当に勝ち上がり、準々決勝に駒を進めた。

前回優勝の都クラブ、苦境をエース・岡村が救った

前回2位のチーム虹、前半で鳥取が堅実なカットでポイントゲット

前回3位の花野井クラブ、長身の中田が丁寧な攻守で得点を挙げた

前回3位の狭山フレンズは、前島が得意のプッシュで流れを作った


 ダブルスは年齢別に4つのカテゴリーに分かれ、第1ステージ(予選リーグ)と第2ステージ(決勝トーナメント)の中盤戦まで行われた。
 ダブルスA(60~109歳)は第1シードの佐藤・串間(四国銀行・おか柳、高知)が決勝トーナメントの初戦で宍戸・中田(中央クラブ・P.Pフレンズ、宮城)に敗れるなど、本命不在の混戦模様。
 ダブルスB(110~125歳)は前回優勝のカットペア、石川・鯉江(ブラックパインズ・サクセス、愛知)が安定した守備力で快勝してベスト8入り。
 ダブルスC(60~109歳)は圧倒的な攻撃力を持つ川島・大津(丸亀SC、香川)が前回女王の貫禄を見せ、準々決勝進出を決めた。
 ダブルスD(140歳以上)は、ディフェンディングチャンピオンの仁井田・前田(双葉、兵庫)が予選リーグで天野・遠藤(中央クラブ、宮城)の強打に敗れる波乱。

 なお、大会の記録などの情報は、日本卓球協会のホームページをご覧ください。

ダブルスA、宍戸(左)・中田が第1シードを撃破

ダブルスBはカットの石川(左)・鯉江が女王の貫禄で勝ち上がる

ダブルスCは前回優勝の川島(左)・大津が圧倒的な攻撃力でベスト8入り

ダブルスD、天野(左)・遠藤が予選リーグで前回チャンピオンを下す



\この記事をシェアする/

Rankingランキング

■大会の人気記事

NEW ARTICLE新着記事

■大会の新着記事