2年に1度開催されるアジアナンバーワンを決めるバタフライ第26回アジア卓球選手権大会が9月3日から10日まで韓国の平昌（ピョンチャン）で開催される。今回のアジア大会は、バタフライが卓球メーカーとして初のタイトルスポンサーを務め、運営面から設備面など大会全般のサポートを行っている。卓球レポートも現地の平昌に足を運び、熱戦の模様をお伝えしていく。
競技6日目となる9月8日は男子ダブルス準々決勝が行われ、ベスト4のペアが決まった。
※写真は逆転で4強を決めた張禹珍／林鐘勳（韓国）
▼男子ダブルス準々決勝の記録
張禹珍／林鐘勳（韓国）
-10,-6,8,8,4
Ni.アラミアン／No.アラミヤン（イラン）
馬龍／王楚欽（中国）
-8,8,3,3
黄鎮廷／何鈞傑（香港）
安宰賢／朴康賢（韓国）
8,-5,11,8
篠塚大登／田中佑汰（日本）
樊振東／林高遠（中国）
5,3,5
タッカー／シャー（インド）
第1シードの張禹珍／林鐘勳（韓国）は、アラミヤン兄弟の強烈なYGサービスに流れをつかめず、0対2とピンチに陥る。しかし、ここから地元の大声援をバックに両ハンドをあきらめずに振り抜き、逆転で準決勝進出を決めた。
馬龍／王楚欽（中国）は、黄鎮廷／何鈞傑（香港）の思い切った攻めに第1ゲームを失うが、第2ゲーム以降は地力の差を見せて勝ちきった。
安宰賢／パク・ガンヒョン（韓国）対篠塚大登／田中佑汰は場内が何度もわくような激しい打ち合いになったが、韓国ペアに軍配。篠塚／田中は第3ゲームのジュースを落としたのが響き、メダルには届かなかった。
樊振東／林高遠（中国）は守備のうまいタッカー／シャー（インド）のブロックをものともせずに打ち抜き、ストレートで快勝。順当にベスト4へ勝ち上がった。
明日9月9日の10時から行われる男子ダブルス準決勝のカードは以下の通り。
▼男子ダブルス準決勝の組み合わせ
張禹珍／林鐘勳（韓国） - 馬龍／王楚欽（中国）
安宰賢／朴康賢（韓国） - 樊振東／林高遠（中国）
卓レポX(ツイッター）でアジア卓球選手権平昌大会の熱戦を速報予定です。ぜひご覧ください！
試合の詳細な記録は下記サイトをご覧ください。
アジア卓球連合：https://asia.ittf.com/pages/39/asian%20ttc%202023_2704
国際卓球連盟（ITTF）記録ページ：https://results.ittf.com/ittf-web-results/html/TTE2773/results.html#/results
（取材＝卓球レポート）
