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2024年全日本卓球 男子シングルス3位 篠塚大登
「戸上さん、張本に少しでも近づきたい」


 注目された準々決勝で、多彩なプレーで松島輝空(木下アカデミー)をくだし、2年連続でベスト4入りを果たした篠塚大登(愛知工業大)。ここでは、準決勝後の篠塚のコメントを掲載する。

--張本戦では何をやっても勝てなかったとおっしゃっていましたが?
篠塚 前半は自分が練習のときよりうまくいかなかったので、どうやったら点数を取れるのか考えてサーブだったりレシーブを結構色んなことをやってみたんですけど、何をやっても対応されてしまって、ラリーでも勝てなかったので、まだまだ自分の成長が必要だなと感じました。

--打ち込んでも張本選手がカウンターというよりも、強いドライブで返したりしてくる場面も多かったと思いますが、直近の大会と比べても押されたなという感じはありましたか?
篠塚 そうですね、ほぼブロックがなかったので、ほぼ全部伸ばしか、カウンターだったので、自分が攻めてもずっと追い込まれてるような感じでしたね。

パリオリンピックの最終選考だったと思うんですけど、準決勝を終えてアピールできたという手応えはありましたか?
篠塚 乗り越えれた部分もあったので、そういう部分ではアピールできてるのかなと思うんですけど、オリンピックに出るとなったら海外で勝てないといけないので、もうちょっと海外で勝てる実力が必要だと思います。

--練習してきたのは張本選手対策ということですか?
篠塚 バックハンドでもう少し打球点を早く何球も伸ばせるような練習をしてきたんですけど、1球目からミスしてしまったりとか、そういったところがまだ練習不足だったかなと思います。

--ラリーで台から下がらない練習もしてきたと思いますが?
篠塚 前でプレーする練習をやってきたんですけど、前でやっててうまくいかなかったので、途中で一回、逆に後ろに下がってやってみようと作戦を変えてみました。全く効かなかったので、前で何本でも打てる必要があると改めて感じました。

--選考レースで乗り越えられた部分は?
篠塚 レースというよりは今大会ですけど、松島の試合が山場だと思っていたので、そこを何とか4対3で乗り越えられたと思っているので、そこの試合だと思います。

--選考レースを終えてた今の心境は?
篠塚 ずっとキツかったですし、そこをなんとか我慢してこれたことで成長につながったので、非常にいい選考レースになったと思っています。

--けがもあった中での難しさはありましたか?
篠塚 けがの期間は自信をなくしていた時期だったので、けがをしてよかったではないですが、心を休める期間になったことはよかったと思います。技術的にもそうですが、メンタル面が強くなったと思います。
 国内では自分でも大分勝てるようになってきたと思いますが、戸上さんと張本はやはりちょっと抜けていると感じているので、そこに少しでも近づきたいのと、海外でも結果を出していきたいですね。

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詳しい試合の結果は日本卓球協会大会公式サイトでご確認ください。
全日本卓球:
https://www.japantabletennis.com/AJ/result2023/

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