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第94回下関インターハイが開幕!

 
 高校生たちの祭典、全国高等学校総合体育大会(インターハイ)の卓球競技が7月31~8月4日に山口県下関市のJ:COMアリーナ下関(下関市総合体育館)で開催。
 競技開始を明日に控えた本日7月30日は開会式が行われた。
※写真は選手宣誓を行う渡邉凉吾(野田学園/左)と山口心(岩国商業)

会場のJ:COMアリーナ下関

競技運営委員長の宗片信一氏が開会宣言

今大会で男子学校対抗9連覇の偉業に挑む愛工大名電が優勝旗を返還

「母校の名誉と代表の栄誉を胸に日頃の練習の成果を存分に発揮してほしい」と高体連卓球専門部長の後藤泰之氏
前田晋太郎下関市長は「ぜひ晴れの舞台で良い想い出をつくってください」とエール

地元の高校生を代表して歓迎の言葉を述べた田邊愛衣さん

渡邉選手(左)と山口選手がインターハイへの熱い思いを交えて選手宣誓

明日から全国の厳しい予選を勝ち抜いてきた熱戦がスタート!

 
「開け未来の扉 中国総体2025」全国高等学校総合体育大会卓球競技が山口県下関市のJ:COMアリーナ下関(下関市総合体育館)で開会式を迎えた。
 競技運営委員長の宗片信一氏が開会を宣言した後、国歌斉唱、優勝旗・優勝杯の返還と続き、高体連卓球専門部長の後藤泰之氏が挨拶。
 続いて、前田晋太郎下関市長が「下関は壇ノ浦や巌流島など歴史にゆかりのある場所が多い。県内最大面積を誇るこのJ:COMアリーナ下関で高校生アスリートの皆さんをお迎えする準備を進めて参りました。ぜひ、晴れの舞台で存分に力を発揮して、良い想い出をつくってください」と開催地を代表して歓迎を宣言。
 生徒を代表した下関南の田邊愛衣さんも、「最新の設備が整ったJ:COMアリーナ下関で皆さんが競い合う姿を見られることを地元の一人として誇りに思います。輝け君の青春。刻め努力の軌跡。選手の皆さんの健闘を心からお祈りします」と地元を代表して歓迎の言葉を述べた。
 選手宣誓では、野田学園の渡邉凉吾選手と岩国商業の山口心選手が「私たちはインターハイが大好きです!近年、部活動やスポーツのあり方が見直されているなか、このように盛大にインターハイを開催していただき、本当にありがとうございます!」とインターハイへの思いや開催への感謝を述べた後、監督やコーチ、チームメート、家族への感謝の気持ちを胸に正々堂々と最後まで戦うことを誓った。また、山口選手は、先日他界した岩国商業監督の松永將孝氏へ向けて「山口インターハイで私たちが活躍できるよう、いつも無償の愛情で指導をしてくださり、本当にありがとうございました」と亡き恩師への感謝を述べた。

 開会式終了後には連続出場と通算出場の表彰が行われ、男子学校対抗では秋田県の秋田商業(連続10回出場)、北海道の北科大(通算40回出場)、女子学校対抗では三重の白子(連続30回出場)、岐阜の富田(連続10回出場)、静岡の浜松修学舎(連続10回出場)、千葉の和洋国府台女子(通算40回出場)、愛知の桜丘(通算40回出場)がそれぞれ表彰を受けた。
 
 昨年は、男子学校対抗で愛工大名電(愛知)が歴代最多に並ぶ8連覇、女子学校対抗ではリベルテ(大阪)が初優勝を果たすなど、さまざまなドラマが生まれた。今年はどんなドラマがインターハイの卓球史に刻まれるのか。
 いよいよ明日7月31日の9時より行われる男子学校対抗1回戦から、熱戦がスタートする。

卓レポXでは下関インターハイの熱戦の模様を速報予定です。ぜひご覧ください!

(取材=卓球レポート)



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