2025年8月21~24日、福岡県の北九州市立総合体育館にて第56回全国中学校卓球大会が開催される。
競技初日の本日8月22日は、女子団体第1ステージ(予選リーグ)が行われ、決勝トーナメント進出校が決まった。予選リーグ終了後には、決勝トーナメントのドローが行われ、以下のように組み合わせが決まった。
※写真は第1ステージで長森(岐阜)に競り勝った山陽学園(岡山)ベンチ
【女子団体決勝トーナメントの組み合わせ】
四天王寺、貝塚第二、明徳義塾ら、優勝候補がバランスよく分かれる
女子団体の予選リーグ(第1ステージ)は特に大きな波乱はなく、強豪チームが順当に勝ち上がり、決勝トーナメント(第2ステージ)のドローが行われた。
決勝トーナメントのドローは抽選で決まるため、優勝候補同士が初戦でぶつかる可能性も少なくないが、今回の女子団体の決勝トーナメントは優勝候補と目される強豪チームがバランスよく分かれた印象だ。
前回優勝の星槎(神奈川)が出場しない中、優勝戦線を引っ張るのは、前回2位の四天王寺、同3位の貝塚第二の大阪勢だ。両チームの山は分かれ、決勝でしか当たらないトーナメントになった。
四天王寺は左下のブロックに入り、益田(島根)と1回戦を戦う。勝てば春の高校選抜準優勝の横浜隼人(神奈川)と東海ブロック優勝の名経大高蔵(愛知)の勝者とメダルを懸ける。
貝塚第二は右上のブロックのシードに入った。第1ステージで2つの3対2の接戦を勝ち抜いてきたみなかみ(群馬)と選抜3位の山陽学園(岡山)の勝者と準々決勝を争うブロックだ。
春の中学選抜優勝の明徳義塾(高知)は左上のブロックに入り、1回戦で東北王者の三本木(宮城)と対戦し、勝てば関東王者の武蔵野(東京)と対戦する。
各ブロックの王者がそろい踏みした好勝負必至の激戦ブロックだ。
右下のブロックは、北信越ブロック王者の長野日大(長野)が第2シードの位置に入り、和洋国府台(千葉)と九州王者で地元の中間東(福岡)の勝者を迎え撃つ。
中間東が地の利を生かして勝ち上がるのか。それとも、長野日大、和洋国府台が待ったをかけるのか。ここも混戦必至のブロックになった。
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試合の詳細な記録は下記サイトをご覧ください。
第56回全国中学校卓球大会:https://tabletennis.zenchuu.jp/eventresult/
(取材=卓球レポート)




