JOCジュニアオリンピックカップ 2025年全日本卓球選手権大会(カデットの部)が、2025年11月1日(土)~3日(月)に広島県総合体育館(広島グリーンアリーナ)で開催。
大会初日は男女ダブルスが行われ、男子ダブルスは大野颯真/小林右京(木下アカデミー)が2連覇を達成した。
【男子ダブルス優勝】
大野颯真/小林右京(木下アカデミー)
▼男子ダブルス準々決勝
大野颯真/小林右京(木下アカデミー)
3-2
津田峻成/菊池大牙(田阪卓研)
原澤駿太/丹波颯音(愛工大名電中)
3-0
岡村尚弥/伏屋龍志(明徳義塾)
柴田洸/沢田琉聖(木下アカデミー)
3-2
木方瑛介/ 齊藤仁悠(野田学園中)
榎本潤平/ 大野斗真(野田学園中)
3-0
田宮大誠/髙橋颯(石田卓球クラブ)
▼男子ダブルス準決勝
大野颯真/小林右京(木下アカデミー)
3-1
原澤駿太/丹波颯音(愛工大名電中)
榎本潤平/ 大野斗真(野田学園中)
3-0
柴田洸/沢田琉聖(木下アカデミー)
▼男子ダブルス決勝
大野颯真/小林右京(木下アカデミー)
3-1
榎本潤平/ 大野斗真(野田学園中)
男子ダブルスは大野颯真/小林右京(木下アカデミー)が見事に2連覇を達成した。
夏の全国中学の男子シングルスで決勝を争った大野颯真と小林右京が、昨年から一回り大きくなってその実力を発揮した。決勝は第2シードの榎本潤平/ 大野斗真(野田学園中)が勝ち上がり、大野兄弟で優勝を争うことになった。
試合は立ち上がりから両者持ち味を発揮して見応えのある打ち合いが展開されるが、第1・2ゲームともジュースの競り合いで木下ペアが高い打球点で得点を重ねて連取する。このまま持って行かれたくない野田学園ペア、第3ゲームは力一辺倒だけでなく丁寧な配球で木下ペアの攻めを封じて1ゲームを取り返した。すると第4ゲームは追いつ追われつの展開で9-9となるが、緊迫の場面で大野颯真がドスンとロングサービスを放ってポイントを奪い、追いすがる野田学園ペアを振り切った。
結局3対1で大野/小林が榎本/大野に勝利を収め、同一ベアでは史上3組目の2年連続優勝を飾った。
【男子ダブルス2位】
榎本潤平/ 大野斗真(野田学園中)
【男子ダブルス3位】
原澤駿太/丹波颯音(愛工大名電中)
【男子ダブルス3位】
柴田洸/沢田琉聖(木下アカデミー)
詳しい記録はこちらから
公益財団法人 日本卓球協会 大会特集ページ
(取材=卓球レポート:兼吉秀洋)




