JOCジュニアオリンピックカップ 2025年全日本卓球選手権大会(カデットの部)が、2025年11月1日(土)~3日(月)に広島県総合体育館(広島グリーンアリーナ)で開催。
大会最終日はシングルス4種目の5回戦~決勝が行われ、14歳以下男子シングルスは小林右京(木下アカデミー)が初優勝を飾った。
【男子シングルス 優勝】
小林右京(木下アカデミー)
▼14歳以下男子シングルス 準々決勝
大野斗真(野田学園中) 3(9,7,7)0 中野純大(愛工大名電中)
大野颯真(木下アカデミー) 3(8,4,4)0 川村侑輝(松徳学院)
小林右京(木下アカデミー) 3(6,8,3)0 和泉湧久(イトウTTC)
柴田洸(木下アカデミー) 3(-9,-8,9,8,8)2 木方瑛介(野田学園中)
▼14歳以下男子シングルス 準決勝
大野颯真(木下アカデミー) 3(8,-10,4,8)1 大野斗真(野田学園中)
小林右京(木下アカデミー) 3(7,4,16)0 柴田洸(木下アカデミー)
▼14歳以下男子シングルス 決勝
小林右京(木下アカデミー) 3(9,9,-5,-7,7)2 大野颯真(木下アカデミー)
14歳以下男子シングルス は小林右京(木下アカデミー)が初優勝。
決勝は8月の全国中学の決勝で敗れた大野颯真(木下アカデミー)との同士打ち。立ち上がりから持ち前のフルスイングドライブで攻めて2対0と王手をかけたが、大野に前陣カウンターを食らってゲームオールに持ち込まれた。しかし、小林は追いつかれてもひるまず持ち味を貫き、粘る大野を突き放し、見事に14歳以下の日本一を手にした。これで小林は大野と組んだダブルスと合わせて今大会二冠王に輝いた。
【男子シングルス 2位】
大野颯真(木下アカデミー)
準優勝は大野颯真(木下アカデミー)。前陣で自在の両ハンドを武器に全国中学に続くタイトルを狙ったが、決勝では気心の知れた小林の猛打を防ぎきれなかった。
なお、3位には大野颯真との双子対決で敗れた昨年の13歳以下王者・大野斗真(野田学園中)と、準々決勝で木方(野田学園中)に大逆転勝ちした第2シードの柴田洸(木下アカデミー)が入賞した。
【男子シングルス 3位】
大野斗真(野田学園中)
【男子シングルス 3位】
柴田洸(木下アカデミー)
詳しい記録はこちらから
公益財団法人 日本卓球協会 大会特集ページ
(取材=卓球レポート:兼吉秀洋)




