2020年(令和元年度)全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部)が1月13~19日まで丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)で開催される。
大会初日は10時から開会式が行われ、昨年チャンピオンの水谷隼(木下グループ)と伊藤美誠(スターツ)が天皇杯・皇后杯をそれぞれ返還し、熱戦の火ぶたが切って落とされた。
開会式は10時から開始され、星野一朗大会委員長の開会宣言、藤重貞慶日本卓球協会会長開催地大阪の辻裕卓球協会会長のあいさつのほか、国歌斉唱、前年度男女シングルスチャンピオンの水谷隼、伊藤美誠による天皇杯・皇后杯の返還、伊藤選手による選手宣誓が行われた。
開会式後は、伊藤と水谷の記者会見が開かれ、両選手が意気込みを語った。
「全日本に向けてたくさん練習してきたので、目の前の1試合1試合に集中したい」と伊藤。まずは混合ダブルスでの優勝を目指す。
男子シングルスにはエントリーしていないタイトルホルダーの水谷は「ダブルスはしっかり練習してきたので、優勝したい」と意気込みをのぞかせた。渋谷浩・松下浩二を越える歴代最多の8勝目を狙う。
「卓球日本一」を決める全日本は参加する全ての選手にとって特別な大会だ。頂点を狙う選手たちの熱い戦いが始まろうとしている。
(文・写真=佐藤孝弘、小松賢)
卓レポツイッターでは大会の速報をお届けしています。
詳しい試合の結果は大会公式サイトでご確認ください。
全日本卓球:http://www.japantabletennis.com/zennihon2019/