第58回世界卓球選手権団体戦が、韓国の釜山で2月16〜25日にかけて開催される。
大会7日目の2月22日（木）は女子団体準々決勝が行われ、香港が中華台北を3対2の接戦で下して、ベスト4進出を果たした。
▼女子決勝トーナメント準々決勝
香港 3-2 中華台北
○杜凱琹 3(11,5,10)0 陳思羽
朱成竹 0(-9,-6,-10)3 鄭怡静○
○李皓晴 3(6,-6,-6,8)1 李昱諄
杜凱琹 2(-7,9,7,-8,-3)3 鄭怡静○
○朱成竹 3(9,-4,8,14)1 陳思羽
大接戦になった香港対中華台北の一戦は、1番で香港の杜凱琹、2番は中華台北の鄭怡静と互いのエースが力を見せつける形で、それぞれストレート勝利で取り合う展開。
勝負の3番は、ベテランの域に達してきた李皓晴が気迫のプレーで李昱諄を下し、王手をかける。
4番のエース対決は好ラリーを繰り広げながらゲームオールまでもつれるが、最後は鄭怡静が杜凱琹の鉄壁バックハンドをパワフルな両ハンドでこじ開けて中華台北が2対2に追い付き、勝負はラストの朱成竹対陳思羽にゆだねられた。
メダルがかかる大一番で両者硬さが見られる立ち上がりになったが、香港の朱成竹が積極的に動いて第1ゲームを先取する。第2ゲームは思い切った陳思羽が奪うが、朱成竹が果敢な攻めで第3ゲームを競り勝つと、第4ゲームの緊迫したジュースの連続を物にして勝利。
朱成竹が勝利を決めた瞬間、香港ベンチから全員が飛び出し、2018年ハルムスタッド大会以来、2大会ぶりのメダル獲得を喜んだ。
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（まとめ＝卓球レポート）
