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卓レポ名勝負セレクション 
不屈の男 水谷隼 Select.5

 卓球レポートは国内外のさまざまな大会へ足を運び、およそ半世紀にわたり、あまたの熱戦を映像に収め続けてきた。その膨大な映像ストックの中から、語り継がれるべき名勝負を厳選して紹介する「卓レポ名勝負セレクション」。
 水谷隼(木下グループ)が全日本卓球選手権大会(以下、全日本)で繰り広げてきた激闘を紹介するシリーズのラストは、笠原弘光(シチズン時計/当時 協和発酵キリン)との平成26年度(2015年1月)全日本男子シングルス5回戦をお届けしよう。

■ 観戦ガイド
同級生対決は笠原ペースで試合が進む
水谷は、ギアが上がらない難局をどう乗り越えるのか

 平成21年度(2010年1月)の全日本男子シングルス準決勝で張一博(琉球アスティーダ監督/当時 東京アート)との全日本史に残る激闘を切り抜けて4連覇を果たした水谷隼は、翌年の平成22年度(2011年1月)全日本男子シングルスを圧勝し、5連覇を達成する。
 続く平成23年度(2012年1月)は吉村真晴(名古屋ダイハツ/当時 野田学園高)、平成24年度(2013年1月)は丹羽孝希(スヴェンソン/当時 青森山田高)に決勝で惜しくも敗れ、優勝を逃すが、平成25年度(2014年1月)の全日本では圧巻の強さで王座に返り咲く。
 そして、水谷は7度目の優勝を目指して平成26年度(2015年1月)の全日本に臨んだが、序盤の5回戦で笠原弘光に敗戦寸前まで追い詰められてしまう。

 笠原は、名門・東山高校から早稲田大学を経て日本リーガーになったエリートで、攻守のバランスに優れ、模範的ともいえる安定性の高い両ハンドを身上とする選手だ。2010年には全日本学生卓球選手権大会男子シングルスを制し、学生王者に輝いている。また、水谷とは同級生で、プライベートでも親交が深い間柄でもある。

  試合が始まると、水谷は、笠原の丁寧なプレーにミスを誘われ、ペースを握れない。一方、幼少の頃から幾度となく水谷と対戦し、水谷をよく知る笠原は、持ち味である安定性の高い両ハンドで要所を確実に物にし、水谷越えを狙う。
 ギアがなかなか上がらない中、水谷はこの難局をどう切り抜けるのか。
 激闘を終えた後、倒すべきライバルから同級生に切り替わる二人の表情にも注目だ。
(文中敬称略)

(文/動画=卓球レポート)

水谷隼に聞く18 全日本V9で印象深いのは

2019年1月18日掲載
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