張本智和（JOCエリートアカデミー）が、2017毎日スポーツ人賞の新人賞を受賞した。
2017毎日スポーツ人賞表彰式。右端が張本（写真提供＝毎日新聞社）
毎日スポーツ人賞とは、毎日新聞社が主催し、スポーツを背景にした幅 広い分野で優れた実績を挙げた団体や個人を表彰するもの。張本は、世界卓球2017デュ ッセルドルフ男子シングルスで水谷隼（木下グループ）を破って最年少でベ スト8入りし、ワールドツアーでも最年少優勝記録を塗り替え、今後の活躍にも期待がかかることから、新人賞を受賞した。
グランプリは、陸上男子100メートルで日本初の9秒台となる9秒98を出した桐生祥秀が受賞。張本と同じく新人賞を藤原慧（聴覚障害競泳）が受賞し、文化賞はＢリーグ（バスケットボール）、ベストアスリート賞は上地結衣（車いすテニス）が受賞 した。
表彰式は12月7日に東京ドームホテルで行われ、毎日新聞社の丸山昌宏社長から受賞 者に賞状や人見絹枝のブロンズ像などが贈られた。表彰式に出席した張本は 「この１年を表すとすれば『実』。実力がついてきた。まぐれではなく、今年は１年間 を通して戦えている」「目標は東京五輪で金メダル」と語った。
