国際卓球連盟(ITTF)は6月28日、International Testing Agency(ITA)と提携することを決めた。
ITAとはアンチドーピングに関するさまざまなサービスを提供する組織。2018年6月にスイスのローザンヌに本部を置いて正式に運営を開始したばかりの新しい組織だが、すでに今年2月の平昌オリンピックでアンチドーピングに携わっており、今年8月のアジア競技大会ではアンチドーピングに関するプログラム全般を管理することになっている。
今回の提携により、ITTFが主催する卓球大会では、大会期間中および期間外の検査、検査実施計画、懲罰委員会、機密情報収集、治療使用特例、教育などのアンチドーピング業務を、ITTFがITAに委託することになる。