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2020年 東京パラリンピック卓球競技の出場枠

 2020年の東京パラリンピック卓球競技の開催種目と出場枠は以下のようになっている。出場枠に関しては、2016年リオデジャネイロパラリンピックの時と比較して掲載する。
 全体の出場枠は、男子174でリオと同数。女子は106でリオより4名増えたが、これは団体枠の4名が設けられたためで、シングルスの出場人数はリオと同数だ。
 出場枠の割り当てでは、リオといくつか違いがある。選手に最も影響すると思われるのは、世界ランキング枠の縮小だ。世界ランキング枠は全般に縮小傾向、クラスによっては大幅に縮小されており、出場権争いはより厳しくなると思われる。また、世界予選会が設置されたこと、バイパルタイト委員会の招待枠がやや増えたことが、リオとの違いといえるだろう。
 世界予選会は2020年4月に開催される予定だが、開催地などの詳細は発表されていない。もし世界最終予選会が開催できなかった場合は、バイパルタイト委員会の招待枠を増やすようだ。
 
開催種目
■男子シングルス  11種目
クラス1/クラス2/クラス3/クラス4/クラス5(車いす)
クラス6/クラス7/クラス8/クラス9/クラス10(立位)
クラス11(知的)
■女子シングルス  10種目
クラス1-2/クラス3/クラス4/クラス5(車いす)
クラス6/クラス7/クラス8/クラス9/クラス10(立位)
クラス11(知的)
■男子団体  6種目
クラス1-2/クラス3/クラス4-5(車いす)
クラス6-7/クラス8/クラス9-10(立位)
■女子団体  4種目
クラス1-3/クラス4-5(車いす)
クラス6-8/クラス9-10(立位)
 
出場枠
■2019年の大陸予選会(大陸選手権大会)の成績上位者
【男子55/女子50】※リオと同数
■2020年4月1日の世界ランキング上位者
【男子72/女子28】※リオは男子99/女子41 ※各クラスの割り当ては後述
■世界予選会の優勝者
【男子11/女子10】※新設
■バイパルタイト委員会の招待枠
【男子36/女子14】※リオは男子20/女子11 ※各クラスの割り当ては後述
■女子団体のみの出場枠
【女子4】※団体戦を成立させるために新設
 
世界ランキングによる出場枠
世界ランキングによる出場枠は、各クラスごとに以下の数が割り当てられている。リオと枠数が変わったところは※で注釈を入れた。
・男子クラス1【4人】※リオは6人
・男子クラス2【8人】
・男子クラス3【10人】※リオは17人
・男子クラス4【8人】※リオは11人
・男子クラス5【4人】※リオは8人
・男子クラス6【7人】※リオは8人
・男子クラス7【7人】※リオは8人
・男子クラス8【10人】※リオは11人
・男子クラス9【5人】※リオは8人
・男子クラス10【5人】※リオは8人
・男子クラス11【4人】※リオは6人
・女子クラス1-2【5人】※リオは6人
・女子クラス3【6人】※リオは11人
・女子クラス4【6人】
・女子クラス5【2人】※リオは6人
・女子クラス6【2人】
・女子クラス7【2人】
・女子クラス8【1人】※リオは2人
・女子クラス9【1人】※リオは2人
・女子クラス10【2人】
・女子クラス11【1人】※リオは2人
 
バイパルタイト委員会の招待枠
バイパルタイト委員会の招待枠は、各クラスごとに以下の数が割り当てられている。リオと枠数が変わったところは※で注釈を入れた。
・男子クラス1【2人】※リオは1人
・男子クラス2【4人】※リオは2人
・男子クラス3【5人】※リオは2人
・男子クラス4【4人】※リオは2人
・男子クラス5【2人】
・男子クラス6【3人】※リオは2人
・男子クラス7【3人】※リオは2人
・男子クラス8【5人】※リオは2人
・男子クラス9【3人】※リオは2人
・男子クラス10【3人】※リオは2人
・男子クラス11【2人】※リオは1人
・女子クラス1-2【1人】
・女子クラス3【3人】※リオは2人
・女子クラス4【3人】※リオは1人
・女子クラス5【1人】
・女子クラス6【1人】
・女子クラス7【1人】
・女子クラス8【1人】
・女子クラス9【1人】
・女子クラス10【1人】
・女子クラス11【1人】
 
 
文=川合綾子
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