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Tリーグ 琉球アスティーダの違反について

先日、女子の日本ペイントマレッツに選手起用の違反があったことを報じたが、男子の琉球アスティーダにも同様の違反があったことがTリーグより報告された。違反があったのは2018年12月25日、2019年2月18日の試合で、琉球アスティーダが違反したのは日本ペイントマレッツと同じく「Aランクは1マッチデーにつき2名まで」という項目だった。

Tリーグの出場選手は、一定期間の世界ランキングや大会成績から、「S」「AAA」「AA」「A」の4段階にランク分けされている。最高ランクは「S」で、世界ランキング10以内、あるいはオリンピック、世界卓球のシングルス3位以内または団体優勝がこれに該当する。続いて「AAA」は世界ランキング20位以内、あるいはオリンピック、世界卓球のシングルスベスト8が該当。「AA」は世界ランキング50位以内、あるいは全日本卓球ベスト16が該当し、それらを満たさないが実力を持つ選手が「A」と区分される。そして、Tリーグの試合には「Sランクが8マッチデー以上に出場」「AAAランク以上がすべてのマッチデーに出場」「Aランクは1マッチデーにつき2名まで」などの決まりがある。

2018年12月25日、2019年2月18日の2試合とも、琉球アスティーダの出場選手は次の通りだった。

【12/25,2/18 琉球アスティーダ】
荘智淵(Sランク)
陳建安(AAランク)
張一博(Aランク)
江宏傑(Aランク)
有延大夢(Aランク)

琉球アスティーダは、Aランクの選手が3人出場してしまった。
この2試合で琉球アスティーダと対戦したのは、木下マイスター東京で、出場選手は次の通り。

【12/25 木下マイスター東京】
張本智和(Sランク)
松平健太(Sランク)
大島祐哉(AAAランク)
田添健汰(AAランク)
田添響(AAランク)

【2/18 木下マイスター東京】
張本智和(Sランク)
大島祐哉(AAAランク)
田添健汰(AAランク)
侯英超(Aランク)

試合結果は、12月25日は3対1で琉球アスティーダが勝利、2月18日は4対0で琉球アスティーダが勝利と、いずれも琉球アスティーダが勝利した。琉球アスティーダは「Aランクは1マッチデーにつき2名まで」という項目に違反してしまったわけだが、日本ペイントマレッツの場合と同じく、選手ひとりひとりは格上ランクの相手から勝利を挙げた。

そもそも「Aランクは1マッチデーにつき2名まで」という項目が設けられた背景には、Tリーグの試合水準を高く維持する狙いがあったと思われるが、Aランクの選手が3名出場したことが判明した試合では、いずれもAランクの選手が格上から勝利を挙げ、チームとして勝利した。違反を犯したことは不注意だったかもしれないが、試合水準は下がらなかった(Tリーグの格を傷つけることはなかった)と言えると思う。こうなると、項目自体の有用性を見直してみるべきかもしれない。

今件の取り扱いについては、後日Tリーグより報告されることになっている。

文=川合綾子

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