世界卓球女子シングルス3位の実績を持つタマラ・ボロシュが、東京オリンピック後にドイツ女子ナショナルチームの監督に就任することが決まった。現監督のジー・ショップは女子カデットの育成に当たることになる。
ボロシュは選手時代、クロアチア代表として活躍。2003年世界卓球選手権パリ大会女子シングルス3位などの実績があり、世界ランキングは最高で2位だった。現役引退後は、クロアチアのスプリット大学運動生理学部でスポーツコーチングの修士学位を取得。現在はドイツの23歳以下代表のコーチを務めている。
「ヨーロッパで最も強い国のひとつであるドイツの女子ナショナルチームを任されるのは、とても名誉なことです。大きな挑戦でもありますが、選手たちが強くなり、期待された結果を出せるよう最善を尽くします」とボロシュ。監督としての活躍に期待がかかる。
※写真は2003年世界卓球選手権パリ大会女子のボロシュ
※文中敬称略