ヨーロッパチャンピオンズリーグは1月24日と1月26日、1月28日に準々決勝が行われた。水谷隼(DIOジャパン)が所属するUMMC(ロシア)は第1戦でエヌボン(フランス)に2対3で敗れるも、第2戦は3対0で快勝し、準決勝進出を決めた。水谷は全勝でチームの勝利に大きく貢献した。
準々決勝第1戦、水谷は2番と4番で出場。2番ではプロコプコフ(チェコ)と対戦し、3対1で勝利。第1ゲームを奪われるも第2ゲーム以降は勝負どころで得点を重ね、逆転勝利を収めた。4番ではクレアンガ(ギリシャ)と対戦。この試合でも第1ゲームを奪われたが、その後はジュースの接戦をものにするなど3対1で勝利。
準々決勝第2戦は1番で出場。クレアンガをストレートで破り、チームに勢いをもたらした。シバエフ(ロシア)、モンテイロ(ポルトガル)もしっかりと続き、準決勝進出を果たした。
UMMCのほか、ポントワーズ(フランス)、アンジェ(フランス)が準決勝進出を決めている。ポントワーズはブレーメン(ドイツ)に第1戦で0対3で敗れたが第2戦では3対0で勝利。獲得したゲーム数の得失点差により大逆転で準決勝へと駒を進めた。アンジェも第1戦で1対3で敗れたニーダーオーストライヒ(オーストリア)に3対0で勝利。準決勝進出となった。
ヨーロッパチャンピオンズリーグ2連覇中のオレンブルク(ロシア)はデュッセルドルフ(ドイツ)と対戦。サムソノフ(ベラルーシ)がボル(ドイツ)に3対1で勝利するなどストレート勝ちで3連覇へ向け幸先のよいスタートを切った。
なお1月31日に行われる、オレンブルク対デュッセルドルフの第2戦後、3月7日~9日に準決勝が行われる予定だ。
【準々決勝 第1戦】
(2014.1.24)
エヌボン 3-2 UMMC
○クレアンガ 4、-7、9、9 シバエフ
プロコプコフ 9、-9、-8、-8 水谷隼○
○陳建安 -8、3、5、-7、4 モンテイロ
クレアンガ 6、-11、-6、-10 水谷隼○
○プロコプコフ 7、7、0 シバエフ
(2014.1.26)
デュッセルドルフ 0-3 オレンブルク
ボル -9、8、-9、-7 サムソノフ○
バウム -10、8、-12、-9 オフチャロフ○
アチャンタ 11、3、-9、-6、-6 スミルノフ○
ボル - オフチャロフ
バウム - サムソノフ
【準々決勝 第2戦】
(2014.1.24)
ポントワーズ 3-0 ブレーメン
○フレイタス 8、9、-9、9 荘智淵
○王建軍 4、11、5 クリシャン
○K.カールソン -7、9、14、13 チオティ
フレイタス - クリシャン
王建軍 - 荘智淵
(2014.1.26)
ニーダーオーストライヒ 0-3 アンジェ
陳衛星 -10、6、-6、-8 マルチネス○
Da.ハーベゾーン -5、-9、-9 ルンクイスト○
フェゲアル -5、-7、-5 ジオニス○
陳衛星 - ルンクイスト
Da.ハーベゾーン - マルチネス
(2014.1.28)
UMMC 3-0 エヌボン
○水谷 8、7、10 クレアンガ
○シバエフ 4、7、7 陳建安
○モンテイロ 8、4、8 プロコプコフ
水谷 - 陳建安
シバエフ - クレアンガ
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