ドイツ・ブンデスリーガは3月9日に5試合が行われた。ハーゲンに所属する吉村真晴(愛知工業大)は丹羽孝希(明治大)が所属するフリッケンハオゼンと対戦。吉村と丹羽は1番で対戦し、吉村が勝利を収めた。
吉村は第1、第2ゲームと重要な局面で得点を重ね、先に2ゲームを奪った。対する丹羽も第3、第4ゲームを取り、勝負は第5ゲームへ。最後は吉村が丹羽を上回り、11対7で勝利。吉村は4番で、ワン・ヤン(スロバキア)と対戦したが、2対3で敗れた。チームも吉村の1得点にとどまり、1対3で敗れた。なお、フリッケンハオゼンはプレーオフ出場圏内の3位をキープした。
グレンツァオ所属の吉田雅己(愛知工業大)はミュールハオゼンとの1戦に2番で登場。ヒールシャー(ドイツ)と対戦し、フルゲームの末、勝利を手にした。チームも3対1で勝利を挙げ、連敗を4で止めた。
ザールブリュッケンはプリューダーハオゼンと対戦し、3対1で勝利。トキッチ(スロベニア)が2得点の活躍を見せ、4連勝を飾った。
4位のブレーメンは首位のマーベルツェルと対戦。1番で荘智淵(中華台北)がフィルス(ドイツ)から勝利を挙げたが、2番、3番と立て続けにフルゲームの末、敗れチームも1対3で敗れた。この結果、4位ではあるものの5位のザールブリュッケンと勝敗で並ぶ格好となった。
2位のデュッセルドルフはオクセンハオゼンと対戦。1対2と敗戦の間際に追いつめられたが、ボル(ドイツ)、アチャンタ(インド)の活躍により、逆転勝利。2位の座を守った。
残り3試合となったブンデスリーガ。現在のところ、順位は以下の通りとなっている。プレーオフ進出に向け、し烈な争いが繰り広げられている。
【ドイツ・ブンデスリーガ順位表】
1位 | マーベルツェル | 14勝1敗 |
2位 | デュッセルドルフ | 11勝4敗 |
3位 | フリッケンハオゼン | 10勝5敗 |
4位 | ブレーメン | 9勝6敗 |
5位 | ザールブリュッケン | 9勝6敗 |
6位 | グレンツァオ | 7勝8敗 |
7位 | オクセンハオゼン | 6勝9敗 |
8位 | ハーゲン | 4勝11敗 |
9位 | ミュールハオゼン | 3勝12敗 |
10位 | プリューダーハオゼン | 2勝13敗 |
☆2014.03.09
TTCハーゲン 1−3 TTCマテク・フリッケンハオゼン
○吉村 9,10,-8,-7,7 丹羽
グロス -8,-6,4,10,-12 ワン・ヤン○
イオネスク -10,7,-10,-6 メンゲル○
吉村 -8,10,4,-7,-7 ワン・ヤン○
グロス -- 丹羽
TTCツークブリュッケ・グレンツァオ 3−1 ポストSVミュールハオゼン
○ガシナ -6,10,14,5 バルドン
○吉田 7,-8,8,-8,9 ヒールシャー
ヤンカリック -11,-10,10,7,-5 ヴォジツキー○
○ガシナ -10,-5,8,13,6 ヒールシャー
吉田 -- バルドン
FCザールブリュッケンTT 3−1 SVプリューダーハオゼン
○トキッチ 4,5,7 シャール
○シュテーガー 9,9,9 ケーン
グルジッチ 8,-6,-9,5,-8 白凰田○
○トキッチ 5,-9,6,6 ケーン
シュテーガー -- シャール
SVヴェルダー・ブレーメン 1−3 TTCRSフルダ・マーベルツェル
○荘智淵 5,-6,9,-5,4 フィルス
クリシャン 5,4,-7,-10,-5 王熹○
チオティ 8,-5,7,-6,-4 フランチスカ○
荘智淵 -11,-8,-7 王熹○
クリシャン -- フィルス
ボルシア・デュッセルドルフ 3−2 TTFリープヘル・オクセンハオゼン
○ボル -7,7,10,7 ピッチフォード
アチャンタ -5,8,-8,8,-2 柳承敏○
バウム -7,-2,9,-8 スカチコフ○
○ボル 1,6,6 ゴズィー
○アチャンタ -9,7,6,9 ピッチフォード
今シーズンよりブンデスリーガの全試合の動画が下記サイトで閲覧できる(最新のものから表示されているが、Verein=チーム、Spieler=選手名からも動画を選択できる)。
なお、"TTBL SELECTED"(青いタイトル画面の動画)はラリーのみを抜粋し、1試合5分前後に編集されているダイジェスト版だ。日本の3選手のみならず、ボル、荘智淵、マテネらトップ選手のプレーを見て、「世界のトッププレーの今」を体感してみよう!
http://tv.ttbl.de/ttbl-grosser-traum
ドイツ・ブンデスリーガ公式サイト(ドイツ語):http://www.ttbl.de/startseite
ブンデスリーガ2013-14チーム・選手紹介(PDF・日本語)
ブンデスリーガ2013-14試合日程(PDF・日本語)