ドイツ・ブンデスリーガは3月16日に5試合が行われた。丹羽孝希(明治大)が所属する3位のフリッケンハオゼンは2位のデュッセルドルフと対戦。丹羽は2番手で登場し、ボル(ドイツ)と対戦するも1対3で敗れた。
丹羽はボルに2ゲームを連取されるも、第3ゲームのジュースの接戦をものにして1ゲームを取り返した。しかし、続く第4ゲームでは8対11でゲームを奪われ1対3で敗れた。丹羽は今期の通算成績を18勝4敗とした。プレーオフ争いが続くチームも1対3で敗れ、成績を10勝6敗とした。
グレンツァオの吉田雅己(愛知工業大)はプリューダーハオゼン戦に1番で登場。金廷勲(韓国)にストレートで快勝し、チームに勢いをつけた。チームは3対1で勝利。通算成績を8勝8敗として、プレーオフ圏内に1歩近づいた。
ハーゲンの吉村真晴(愛知工業大)はミュールハオゼンとの1戦に2番で出場した。ヴォジツキー(チェコ)に1ゲームを奪われるものの3対1で勝利。個人の通算成績を9勝12敗とした。
首位のマーベルツェルは5位のザールブリュッケンと対戦。4連勝と波に乗るザールブリュッケンだったが、マーベルツェルには0対3で敗戦。プレーオフ進出に向けて勢いが加速していたが、その流れを止められる格好となった。
オクセンハオゼンとブレーメンの1戦はホームのオクセンハオゼンが勝利。ピッチフォード(イギリス)、柳承敏(韓国)らの活躍により、3対0で完勝した。ブレーメンは3位浮上のチャンスもあっただけに手痛い1敗となった。
今回の勝利でデュッセルドルフがプレーオフ進出を決めた。プレーオフへの出場枠は残り2枠となっており、丹羽所属のフリッケンハオゼンや吉田が所属するグレンツァオにも可能性が残されている。なお残り2試合となり、順位は以下の通りとなっている。
【ドイツ・ブンデスリーガ順位表】
1位 | マーベルツェル | 15勝1敗 |
2位 | デュッセルドルフ | 12勝4敗 |
3位 | フリッケンハオゼン | 10勝6敗 |
4位 | ブレーメン | 9勝7敗 |
5位 | ザールブリュッケン | 9勝7敗 |
6位 | グレンツァオ | 8勝8敗 |
7位 | オクセンハオゼン | 7勝9敗 |
8位 | ハーゲン | 5勝11敗 |
9位 | ミュールハオゼン | 3勝13敗 |
10位 | プリューダーハオゼン | 2勝14敗 |
☆2014.3.16
TTCマテク・フリッケンハオゼン 1−3 ボルシア・デュッセルドルフ
ワン・ヤン 11,-9,-13,-6 バウム○
丹羽 -4,-8,10,-8 ボル○
○メンゲル -6,9,10,-12,6 アチャンタ
ワン・ヤン 9,3,-4,-9,-10 ボル○
丹羽 − バウム
TTFリープヘル・オクセンハオゼン 3−0 SVヴェルダー・ブレーメン
○ピッチフォード 9,12,-13,8 クリシャン
○ゴズィー 9,8,-4,5 荘智淵
○柳承敏 -7,12,9,9 ドリンコール
ピッチフォード − 荘智淵
ゴズィー − クリシャン
TTCRSフルダ・マーベルツェル 3−0 FCザールブリュッケンTT
○王熹 -9,4,5,-10,8 シュテーガー
○フランチスカ 12,9,-7,-9,6 アポロニア
○フィルス -9,6,3,7 トキッチ
王熹 - アポロニア
フランチスカ − シュテーガー
SVプリューダーハオゼン 1−3 TTCツークブリュッケ・グレンツァオ
金廷勲 -8,-9,-7 吉田○
白凰田 9,-5,-7,-6 ガシナ○
○ケーン 4,8,8 ヤンカリック
金廷勲 11,-10,-12,-7 ガシナ○
白凰田 − 吉田
ポストSVミュールハオゼン 0−3 TTCハーゲン
ヒールシャー -6,2,-11,-10 グロス○
ヴォジツキー -5,-9,10,-8 吉村○
バルドン -7,-7,-6 イオネスク○
ヒールシャー − 吉村
ヴォジツキー − グロス
今シーズンよりブンデスリーガの全試合の動画が下記サイトで閲覧できる(最新のものから表示されているが、Verein=チーム、Spieler=選手名からも動画を選択できる)。
なお、"TTBL SELECTED"(青いタイトル画面の動画)はラリーのみを抜粋し、1試合5分前後に編集されているダイジェスト版だ。日本の3選手のみならず、ボル、荘智淵、マテネらトップ選手のプレーを見て、「世界のトッププレーの今」を体感してみよう!
http://tv.ttbl.de/ttbl-grosser-traum
ドイツ・ブンデスリーガ公式サイト(ドイツ語):http://www.ttbl.de/startseite
ブンデスリーガ2013-14チーム・選手紹介(PDF・日本語)
ブンデスリーガ2013-14試合日程(PDF・日本語)