13時から行われた男子団体で日本はクロアチアと対戦。
この試合で日本は、昨日2失点した岸川を下げて、水谷、丹羽、松平賢二を起用。
クロアチアはエースのプリモラッツが出場せず、トップはガチーナ。日本のトップは丹羽。丹羽はガチーナのパワードライブに第2ゲームを落としたが、終始サービスが効いていたのと、試合中に戦術をかえてガチーナの距離感を狂わせるなど巧妙なプレーで勝利。貴重な先取点を挙げた。
2番の水谷は相手を全く寄せ付けずストレート勝ち。1週間に渡る試合のため体力を考慮してか、全力のプレーではなく余力を残した戦いをしているように感じた。
3番の松平は、ラリーを避けて早い段階で決めたいという焦りからか、凡ミスが目立ち、ゲームカウント1対2でリードされてスコアを8対10と後がなくなったが、ここからラリー戦をものにしてジュースに追いつくと、最終ゲームはそれまでのコース取りをかえて、相手のバック側を攻めずにフォア側を攻める策が功を奏し、11対4でコラレクに逆転勝ちした。
日本は明日、リーグ戦の大一番となるロシアとの戦いを迎える。この試合に勝てばリーグの1位通過が大きく近づく。起用する選手が重要になってくるが、果たしてどの選手を使うのか。