大会5日目の3月29日、メインアリーナでは男女団体の決勝トーナメント1回戦が行われた。
Dグループを1位で通過した男子日本はシードになり、その下にはシンガポールとベラルーシが入った。シンガポールとベラルーシの一戦は、2番手のヤン・ズィを3番手に下げたシンガポールのオーダーが的中。ガオ・ニンが2点あげて、ヤン・ズィが1点取ったシンガポールがベラルーシを下して、準々決勝に進んだ。これで男子日本の明日の相手はシンガポールになった。
日本対シンガポールは今年2月のアジア選手権大会で対戦しており、このときは丹羽がガオ・ニン、水谷がバン・シュエジェ、松平健太がヤン・ズィに勝って日本が3対0で勝利している。今大会でも水谷以外の選手がガオ・ニンに勝つことができれば、日本の勝利はぐっと近づくだろう。
日本は水谷と丹羽の起用は間違いないと思うが、もう1人をこのまま松平賢二でいくのか、または岸川を起用するのか。3番手の選手の扱い方も大事になってくる。