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関東学生選手権大会 ~王凱と劉莉莎が優勝~

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数々の名選手が優勝に名を残す歴史の重みを感じる「平成24年度関東学生選手権大会」が所沢市民体育館で開催された。

 

【男女シングルス】専修大がアベックⅤ 王凱が優勝、劉莉莎は2連覇

男子シングルスを制したのは専修大の王凱。準々決勝のカットの小森(國學院大)との対戦で足が攣るアクシデントがあったがその場面をガッツで乗り切ると準決勝、決勝とも激しいラリー戦の打ち合いを制し優勝を果たした。2位は明治大の平野。スイングスピード、フットワークといったフィジカルのスピードが早くキレの良い攻撃を展開した。3位には接戦を持ち前の粘りとガッツで乗り切った神(明治大)と、ミスの少ない両ハンドプレーを見せた1年生の大島(早稲田大)が入った。その他では強豪を連破したカットの小森(國學院大)、カウンタープレーで神を追い詰めた田中(専修大)の活躍が光った。

女子シングルスは劉莉莎(専修大)が威力のあるフォアハンドの連続攻撃で2連覇を達成した。コースの読みつらいバックハンドでチャンスを作りフォアハンドで決める展開が良かった。1年生で新人戦、関東学生、学生選抜とすべて優勝し今年も関東学生を連覇。個人戦では負け知らずの状態だ。2位は馬文婷(日本大)。長身から繰り出されるリーチの長い両ハンド攻撃で留学生対決を制し決勝進出を果たした。1年生での優勝から最後にもう一度優勝を目指したが劉と打ち合いの末に敗れた。3位は懸命にカットで拾い接戦を勝ち上がった根本(中央大)と裏面打法と反応の良いプレーを見せた王舒(青山学院大)が入った。

 

【男女ダブルス】神・平野が2連覇、女子ダブルスは池田・平野が優勝

男子ダブルスは神・平野が2連覇を達成。少々プレーが荒削りな部分もあり接戦の連続だったが逆にそれが2人のペースを作ったと言えるかもしれない。台上バックハンドのレシーブからアグレッシブな攻撃で勝利を手繰り寄せた。

 女子ダブルスは池田・平野が優勝。池田がチャンスメークし平野が威力のあるフォアハンド攻撃で決める展開が良かった。また2人の気持ちの強さも優勝の要因だ。

 

各種目の成績は下記の通り

【男子シングルス】

優勝 王凱(専修大)

2位 平野友樹(明治大)

3位 神巧也(明治大)

3位 大島祐哉(早稲田大)

【女子シングルス】

優勝 劉莉莎(専修大)

2位 馬文婷(日本大)

3位 王舒(青山学院大)

3位 根本理世(中央大)

【男子ダブルス】

優勝 神巧也・平野友樹(明治大)

2位 松生直明・藤木祥ニ(中央大)

【女子ダブルス】

優勝 池田好美・平野容子(東京富士大)

2位 中島未早希・加藤充恵(早稲田大)

 

今大会の模様は卓球レポート8月号(7/20発売予定)に掲載予定。

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