第31回全日本クラブ選手権大会が岡山県の桃太郎アリーナで開催された。
この大会は、小中学生の部から一般1、2部、50代、60代というカテゴリーの団体戦で、参加者は約2800人と国内最大規模のビッグ大会となっている。
元世界選手権大会の代表選手や全日本チャンピオンなど、第一線でプレーしていた選手がベテランとして参加しているのも同大会ならではのことだ。
今大会、男子1部は2014年に国体を控えて強化中のKTY長崎(長崎)が初優勝。横山、坪口、垣原という実業団で活躍していた選手たちがその強さを見せつけた。
2位は昨年優勝のTTC浦和・土合B(埼玉)。決勝では中国から帰化した西沢と胡が勝ったがあと1点が取れずに連覇はならなかった。
(写真は上からKTY長崎、垣原(左)・坪口のダブルス、横山、胡)
女子1部は、里湯昔話雄山荘ロイヤルクラブ(滋賀)が3連覇を達成。決勝はラストまでもつれる接戦になったが、宮崎が競り合いを制して偉業を達成した。エースの陶聡は長身をいかしたカットプレーで全勝と優勝に貢献した。
2位は早稲田大のOGで編成されたMILFLUR(東京)。昨年の3位から順位を上げたが優勝には届かなかった。
各種目の優勝は以下の通り。来年は福島県で開催される。
【男子1部】KTY長崎(長崎)
【女子1部】里湯昔話雄山荘ロイヤルクラブ(滋賀)
【男子2部】卓精会(東京)
【女子2部】とりやクラブ(石川)
【男子50代の部】日産追浜(神奈川)
【女子50代の部】千代田クラブA(東京)
【男子60代の部】友卓会(東京)
【女子60代の部】つばさクラブ(東京)
【男子小中学生の部】スイトピア(京都)
【女子小中学生の部】ミナミラボ(福井)
(写真は上から里湯昔話雄山荘ロイヤルクラブ、宮崎、陶聡、梶本(左)・照井のダブルス)
今大会の記録は日本卓球協会のホームページに掲載されています。
日本卓球協会:http://www.jtta.or.jp/
今大会の模様は卓球レポート9月号(8/20発売予定)に掲載予定。