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インカレ 北九州市で開催 優勝は明治大と東京富士大

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 第82回全日本大学総合選手権大会(団体の部)が、7月5日から8日まで北九州市立総合体育館で行われた。
 男子団体は、連覇を目指す明治大、昨年2位でリベンジを狙う青森大の2校の優勝候補の加えて、全日本チャンピオンの吉村が入学して大幅に戦力アップした愛知工業大の戦いにも注目されたが、その愛知工業大は準々決勝で早稲田大に敗れて、上位進出はならなかった。
 明治大は準決勝で中央大に苦しみながらも逆転勝ちして決勝に進み、青森大は早稲田大に勝って、決勝は3大会続けて明治大と青森大の対決になった。
 両校の対決はどちらも譲らない戦いになって2対2。ラストは明治大が松下で青森大が山谷。1ゲーム目を奪ったのは山谷だったが、2ゲーム目から1年生の松下が強気のプレーを見せてペースをつかむと、そこから一気に攻め続けて山谷を下した。
「ラストの松下は力のある選手だということはわかっていて、気持ちの部分でだめにならないようにすることを考えました。出場した選手だけでなく、ベンチ、東京に残っている部員など、チーム全員の力による勝利だと思っています」と就任1年目の田崎監督。
 2位の青森大はエースの上田が2点を取るにとどまった。3位の中央大は明治大をあと1歩まで追いつめるなど大活躍。早稲田大も1年の大島と山本のがんばりが光り、来年が楽しみだ。

 

 

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 女子団体は、3連覇中の淑徳大がエースの松澤が故障のため欠場となり、決勝トーナメント2回戦で関西学院大に敗れるという波乱があった。ベスト4には関西学院大に勝った近畿大、早稲田大、東京富士大、日本大が入り、決勝は早稲田大と東京富士大によって争われた。
 前半の戦いで1対1になり、迎えた3番のダブルスの勝敗が結果的にこの試合のポイントとなった。全日本学生チャンピオンペアの東京富士大の池田・平野(写真)が早稲田大の中島・加藤に競り勝って東京富士大が2対1とリード。4番は中尾(早稲田大)が勝って勝負はラストに託された。最後は4年生の伊積(東京富士大)が気合い十分のプレーで森(早稲田大)を下して、東京富士大が23年ぶり(当時は富士短期大)の優勝を果たした。

 

今大会の記録は日本卓球協会のホームページに掲載されています。
日本卓球協会:http://www.jtta.or.jp/


今大会の模様は卓球レポート9月号(8/20発売予定)に掲載予定。

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