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2013年世界ジュニア選手権ラバト大会6日目① 男子単、酒井がまさかの初戦敗退

12月1~8日、ラバト(モロッコ)で開催されている第11回世界ジュニア選手権大会の6日目、女子シングルスの予選リーグ、男女ダブルスの予選リーグに続き、男女シングルス1回戦、男女ダブルス1~2回戦、混合ダブルス3回戦(ベスト8決定)が行われる。男子シングルス1回戦では酒井がまさかの初戦敗退という結果に終わった。

酒井明日翔、まさかの1回戦敗退

村松は長身のレイスピスをほんろう

三部はフットワークと威力のある両ハンドで好発進

森薗は苦しい流れを攻めの姿勢で断ちきった


■男子シングルス1回戦(日本選手関係)
村松 8,2,5,7 レイスピス(チェコ)
三部 8,5,9,5 ワン(アメリカ)
リ・ホンミン(香港) -5,8,-8,9,3,5 酒井
森薗 6,6,-8,9,8 ハン・ダリル(香港)

男子シングルス決勝トーナメントが始まった。
日本勢では団体決勝で中国から1点をもぎ取る活躍を見せた酒井がまさかの1回戦敗退という予想外の事態に見舞われた。対戦相手のリ・ホンミンはミスが少なく、ラリー戦ではパワフルなドライブで酒井を苦しめた。2対1とリードした酒井だが、第4ゲームを落とすと、勢いに乗った相手に対して、酒井はミスが増えいやな流れを止められず、あえなく逆転負けを喫した。
第1シードの村松はジュニアとは思えない体格の良さのレイスピスを切れたカットと攻撃でほんろうし、危なげなく2回戦へ駒を進めた。2回戦の対戦相手はランビエ(ベルギー)に0対3から逆転勝利を収めたイシイ(ブラジル)。
三部はまだ全開とはいかないものの威力のある両ハンド攻撃でワンをストレートで下し1回戦突破。2回戦ではブンデスリーガ、フリッケンハオゼン2部のチームメイト、チウ・ダン(ドイツ)と対戦する。
森薗は静かな立ち上がりながら、アグレッシブな前陣両ハンド攻撃を見せて第1ゲームを先行するが、先にフォア側を攻められる苦しい展開で第2ゲームを落とす。しかし、アグレッシブな前陣カウンターで続く3ゲームを連取し、2回戦に駒を進めた。2回戦の対戦相手はドイツのオルト。


日本卓球協会:http://www.jtta.or.jp
国際卓球連盟(ITTF):http://www.ittf.com

今大会の模様は卓球レポート2月号に掲載します。

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