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世界卓球2015蘇州大会6日目⑦ 許昕/梁夏銀が優勝。吉村/石川は銀メダル

世界卓球2015蘇州、6日目。今大会初の世界チャンピオンは許昕/梁夏銀(中国/韓国)の国際ペアとなった。爆発が期待された吉村/石川だが、決勝ではあえなくストレートで敗れ、銀メダルという結果になった。

許昕/梁夏銀が初の金メダル
 
吉村/石川は日本ペアとして38年ぶりの銀メダル
 
許昕の強いフィジカルを生かしたプレーに会場は沸いた

日本ペアは国際ペアの厳しいボールにチャンスをつかめず

新たな世界チャンピオンペアが誕生した
 


<混合ダブルス決勝>
許昕/梁夏銀(中国/韓国) 7,8,4,6 吉村真晴/石川佳純(日本)

今大会1つの目玉でもある中国選手の国際ペアだが、混合ダブルス、男女ダブルスともに、組み合わせに恵まれず、ルベッソン/陳夢は閻安/武楊に、ボル/馬龍は許昕/張継科に敗れるなど、活躍が期待された国際ペアが早々に姿を消していた。そして、ただ一組だけ勝ち残ったのが許昕/梁夏銀のペアだ。
一方の吉村/石川は混合ダブルスのペアとして1977年バーミンガム大会の田阪登紀夫/横田幸子以来、38年ぶりの決勝。金メダルの期待もかかったが、日本がどれだけ個人戦での活躍から遠ざかっていたかがよくわかるだろう。

許昕は男子シングルス4回戦の方博戦で肩を痛め敗退。その事実は試合前から多くの憶測を呼んだ。しかし、痛めた肩は万全ではないかもしれないが、決勝のコートに立った以上は優勝を狙って全力でプレーしてくることは間違いない。
第1ゲームは許昕はパワーボールはないものの、緩急とコースを突いたボールで、これを吉村がうちあぐね、国際ペアが11-7で先制。
第2ゲームは許昕が好プレーを連発。日本ペアは5-1とリードされるが、今度は吉村がナイスボールを連発して日本ペアが5点連取で逆転。7-7から国際ペアの粘り強いプレーで9-7と離されるが、吉村が3球目のチャンスボールを空振りして8-10。吉村のチキータレシーブがオーバーして11-8で国際ペアが2対0とリード。
第3ゲームも集中したプレーの国際ペアに対して、日本ペアは本来のプレーができない様子。許昕のパワードライブも決まるなど、国際ペアのペース。国際ペアの安定したプレーに対して、日本ペアはミスを連発。11-4で国際ペアが王手。
もう後がない日本ペアは、思い切りのいいプレーで得点するが、4-4から許昕のレシーブで4-6とされたところで日本ペアがタイムアウト。6-6と追いつくが、吉村に迷いがあったか2本攻撃ミス。許昕の回転のかかったドライブを石川がカウンターで狙うがオーバー。10-6と国際ペアのマッチポイント。吉村のフォアドライブがオーバーして国際ペアが初優勝を飾った。表彰式では中国と韓国の国旗の掲揚とともに国歌が流れ、改めて国際ペアの優勝、そして、その試みの成功が確認された。
日本ペアが決勝で準決勝のような爆発力を出し切れなかったことに悔いは残るが、38年間も日本が決勝の舞台から遠ざかっていたことを思えば、この銀メダルの価値の大きさがどれだけのものかがわかるだろう。吉村/石川、そして日本チームには、ここを新たなスタートとして「卓球日本」の歴史を紡いでいってほしい。

 

今大会の模様は卓球レポート6月号(5月20日発売)に掲載

公益財団法人日本卓球協会:http://www.jtta.or.jp
世界卓球2015蘇州/公式サイト(中国語/英語):http://www.suzhou2015.org/
国際卓球連盟(ITTF)世界卓球2015蘇州(英語):
http://www.ittf.com/competitions/competitions2.asp?Competition_ID=2503&category=WTTC

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