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全日本卓球2016 平野が伊藤を破って決勝進出!

女子シングルス準決勝の第2試合は平野(JOCエリートアカデミー)対伊藤(スターツSC)の一戦。試合前から多くの注目を集めた戦いは、平野が伊藤を攻略して石川が待つ決勝に進出した。

平野が試合を優位に進めて決勝進出!
平野は終始、攻撃的なプレーが光った
伊藤は平野の猛攻を止めることができなかった

<女子シングルス準決勝>
平野(JOCエリートアカデミー) 14-12,11-6,11-6,11-5 伊藤(スターツSC)

 多くの注目を集めた平野対伊藤の一戦。ワールドツアーなど国際大会ではダブルスでペアを組み、快挙を成し遂げてきた2人による一戦は多くの注目を集めた。
 第1ゲームは両者ともに譲らないシーソーゲームとなった。平野が緩急を付けたドライブから強打を決めれば、伊藤がブロックで平野のボールをシャットアウトするなど互いの特長が出た。10-8と伊藤がゲームポイントを握るも、ここから平野が強気の攻めを見せて10-10に。ゲームポイントを2度しのいだ後、ロングサービスからのラリー戦を制して13-12とすると最後は伊藤のドライブをカウンターで決めて第1ゲームを制した。
 第2ゲームは平野がループドライブで伊藤のミスを誘って3-2としたところで伊藤がタイムアウト。ここから流れを引き寄せたい伊藤だったが、平野がサービスからの展開で伊藤を圧倒。怒濤の6連続得点を挙げてゲームも連取した。
 平野のペースを崩したい伊藤だが、平野のサービスに手を焼いて第3ゲームもリードされる展開となった。平野は中盤で伊藤のループドライブを迷わずフォアハンドで強打して得点するなど、自信を持ったプレーで伊藤を引き離した。
迎えた第4ゲームも平野がスタートで4連続得点を挙げてリードすると、最後まで思い切りの良い攻撃で伊藤にペースを渡さず。注目されたミウミマ対決をストレートでものにして、石川が待つ決勝へと駒を進めた。伊藤は第1ゲームのゲームポイントを奪えずにゲームを取られると、その後は平野のサービスに苦しみ、相手の攻勢を止めることができなかった。

■伊藤美誠のコメント
「なかなか自分のプレーが出せませんでした。自分としてはプレーは良かったと思いますが、平野選手が自分を上回っていて、中国選手のような印象でした。
1ゲーム目を取れていたら変わったかもしれませんが、普段なら効くサービスも効かなくて少し焦ってしまったので、もう少し冷静にできたら良かったです。また、自分が打ってももっと厳しいコースに返されてしまいました。自分の卓球をさせてもらえなかったのが一番悔しいです。
準決勝進出は目標にしていたので、良かったですが、準決勝に来たからには優勝するつもりでした。今大会は試合をしていくごとに良い試合内容になっていきました。このあとも試合が続くので今回出た課題を練習していきたいです。」

詳しい情報は日本卓球協会ホームページに掲載されています。
日本卓球協会:http:/www.jtta.or.jp
全日本卓球(特設サイト):http://japantabletennis.com/zennihon2016/
記録ページ:http://www.jtta.or.jp/AJ/result2015/

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全日本選手権大会の特集は卓球レポート3月号(2月20日発売号)に掲載します。

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