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全日本卓球2016 男子シングルス 張が吉村を破って決勝に進出!

男子シングルス準決勝の第2試合は鉄壁のブロックで丹羽(明治大)らを破ってベスト4に進出した張(東京アート)と全日本優勝経験のある吉村(愛知工業大)が対戦した。試合は吉村の攻撃を止め続けた張が4対1で勝利。決勝で水谷(beacon.LAB)と対戦する。

張が5年ぶりに全日本決勝の舞台へ
鉄壁のブロックで吉村をシャットアウトした
吉村は1ゲームを奪うも張を崩せず

<男子シングルス準決勝>
張(東京アート) 11-9 11-6 9-11 11-8 11-4 吉村(愛知工業大)

 2度目の優勝を狙う吉村と5年ぶりの決勝進出を目指す張の対戦は第1ゲームから流れが二転三転した。しかし、中盤から終盤にかけて吉村にミスが出て張が先制した。張は吉村の豪快なドライブ攻撃に対しても鉄壁のブロックで応戦。準々決勝の丹羽との戦いでも見せた高い守備力でゲームをものにした。
 第2ゲームも張が吉村をリードする展開となった。吉村の鋭いドライブに対しても前陣でしのぐなど安定感抜群のプレーを見せた張がゲームを連取した。
 続く第3ゲームは吉村が連続攻撃で張のブロックを破る場面が多くなった。 6-6からはフォアハンドの打ち合いを制するなど、3連続得点で試合を優位に進めた。10-9と迫られたが最後は持ち味でもあるサービスで得点を上げて1ゲームを返した。
 流れに乗りたい吉村だったが、第4ゲームは張のレシーブのコース取りが光り、リードをする展開となった。8-4とリードした場面ではカウンターで吉村の強打を止めるなど、勢いを取り戻した張がこのゲームを奪って3対1とした。
 第5ゲームは張の精密機械のような精度の高いプレーに対して吉村が食らいついたが、最後まで張の牙城を崩すことができず。4対1で張が決勝進出を果たした。

■吉村真晴のコメント
「悔しい気持ちが非常に強いです。自分のやるべきことが試合後半に見つかりましたが、わかっているのにできなかったことがすごく悔しいです。
攻撃をしていく中でのボールがすべてクロスにいってしまい、速いボールばかりになってしまいました。単調な攻撃になってしまったので、相手にブロックのタイミングをあわせられてしまい、カウンターされてしまいました。
 とりあえず、無事に試合を終えることができてほっとしています。肩のけがで試合から離れた期間があり、自分は弱くなっているような感覚があったので、自信を取り戻すことができました。リオデジャネイロオリンピックまではまだ時間があるので、自分の長所を伸ばして今回出た課題に取り組んで、より成長した吉村真晴でオリンピックに臨みたいと思います」


詳しい情報は日本卓球協会ホームページに掲載されています。
日本卓球協会:http:/www.jtta.or.jp
全日本卓球(特設サイト):http://japantabletennis.com/zennihon2016/
記録ページ:http://www.jtta.or.jp/AJ/result2015/

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全日本選手権大会の特集は卓球レポート3月号(2月20日発売号)に掲載します。

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