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2016年世界ジュニア選手権ケープタウン大会7日目④ 男子単、張本が準決勝進出

大会7日目は、男女シングルスの2回戦~準々決勝、男女ダブルスの準々決勝、準決勝、混合ダブルスの準決勝が行われる。日本男子は残すところ張本1人となったが、準々決勝でフランスのカサンとの熱戦を制して準決勝進出を決めた。
 

張本はゲームオールの接戦を連続でくぐり抜けた
 
楊碩は中国勢でただ1人勝ち残った
 
団体で精彩を欠いた香港の呉柏男が4強入り
 
サウスポー対決を制し趙勝敏が準決勝進出
 

<男子シングルス準々決勝>
張本(日本) -9,6,-9,3,11,-8,8 カサン(フランス)
楊碩(中国) 12,11,4,-8,-9,1 安宰賢(韓国)
呉柏男(香港) 9,9,8,6 黄建都(中華台北)
趙勝敏(韓国) -7,1,-9,5,7,10 ヒップラー(ドイツ)

3回戦に続き、張本が苦しい試合を乗り越えて日本勢でただ1人メダル獲得を決めた。前陣の張本に対して中陣で対応するカサンが大きなラリーに持ち込み張本と互角の勝負に。前陣で決めたい張本にバックハンド強打のミスも出るが、2対2で迎えた第5ゲームで張本がジュースを制し王手。しかし、粘るカサンを引き離せず、勝負は最終ゲームに。最後は強気の攻めを続けた張本がフランスのエースを台から下げて仕留めた。
中国勢でただ1人勝ち残った楊碩は、団体ではあまり使われず今大会では4番手扱いだが、徐海東や徐瑛彬らエース格が次々に姿を消す中、1人気を吐いた。ともに大きなラリーを得意とする楊碩と安宰賢だが、気迫と動きの良さで優る楊碩が3ゲーム連取。安宰賢も団体で中国を破った意地を見せ2ゲームを返すが、疲れのためか集中力が途切れ、楊碩がベスト4入りを決めた。
香港男子は今大会ベスト8に残れないという屈辱を味わったが、シングルスでは呉柏男が4強に名を連ねた。試合数が多く疲れが見える黄建都に対して、鋭くコースを突く両ハンドドライブで、呉柏男がストレート勝ち。黄建都はいいところなく敗れてしまった。
団体にはエントリーしていなかったドイツからも左利きのヒップラーがベスト8入りを果たしたが、趙勝敏の変幻自在の両ハンドの前に、攻め切れずに終わった。




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今大会の模様は卓球レポート2月号に掲載します。
 

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