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2016年世界ジュニア選手権ケープタウン大会最終日④混合複は韓国ペアが優勝

松山/早田の日本ペアは、個人戦最初の決勝となる混合ダブルスの決勝に登場し、趙勝敏/金智淏の韓国ペアと対戦。ゲームオールジュースの大激戦の末に、韓国ペアが栄冠を勝ち取った。

 

ただ1人勝ち残った中国勢が決勝へ
 
最初のマッチポイントをものにした韓国ペアが優勝
 
趙勝敏/金智淏はパワーとセンスの趙勝敏がゲームをリードした
 
松山/早田は惜しくもチャンスをものにできず

 

<混合ダブルス決勝>
趙勝敏/金智淏(韓国) -7,9,9,-7,-8,3,11 松山祐季/早田ひな(日本)

団体ではアベック優勝を果たしたものの、個人戦では次々に強豪ペアが姿を消す中、両者とも動きの良さと攻撃力を持った松山/早田が、韓国の天才、趙勝敏とダブルスではつなぎに徹する金智淏というペアとの対戦となった。
第1ゲームは先手を取って攻めた日本ペアが取ったが、第2、3ゲームは趙勝敏のレシーブ、両ハンド攻撃に押されて、韓国ペアが2ゲーム連取。しかし、続く2ゲームは日本ペアの連係がよく、無理せず攻めて3対2に。優勝に大手がかかって固くなったか、日本ペアにミスが出て第6ゲームを落とし、3対3に。
最終ゲームは日本ペアリードで進み、10-7とマッチポイントを握るが、相手の好レシーブ、好サービスに対応できず、10-10に。最後は負けられない意識から固くなった日本ペアを韓国ペアの攻撃が襲い、12-10で韓国ペアが個人戦の最初のタイトルを手に入れた。

■松山祐季選手
決勝まで来たので優勝したかったんですが、3対3までいって出足もよくて10-8の場面(趙勝敏サービスの松山レシーブ)で、相手の3球目が女子だったのでそれまでうまくいっていたチキータをしました。結果論ですが、今はすごく後悔してますが、自分が選択してやったことなのでしょうがないと今は思っています。
今までの試合を見ていても、金智淏の方は全然何もしてこなくて、趙勝敏だけいろんなことをやってくるので、そこから攻めて攻めてという作戦でした。趙勝敏のボールはひとつひとつの質が高くて、取ればいいだろといわれますが、いろんなコースにいろんなボールがくるので、取るので精一杯でした。10-8のときのサービスも、2本チキータしてミスったことはないのですが、本当に切れてて、サービスの質もたかくて、冷静に振り返ったら、選択ミスというよりは相手の技術の幅が広かったということだと思っています。

■早田ひな選手
3対3の10-6で上回転のサービスを出して相手がオーバーミスしたので、もう一回行けるかなと思ったんですけど、相手も開き直って打ってきて、自分があの場面で下回転を出していたらという思いはあります。10-8のときは松山君にチキータでいっていいよと言ったんですけど、1本目ミスして、次どうしたらいいと聞いてきたので、自信があったらチキータで、なかったらツッツキでいいよと伝えました。女子にチキータしたらほぼ返ってこないので、チキータのミスはしかたないのですが、10-10になってから、負けたらどうしようという気持ちが少しはあったので、思い切って打ちに行けなかった部分もあります。

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今大会の模様は卓球レポート2月号に掲載します。
 

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