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2016年世界ジュニア選手権ケープタウン大会最終日⑤女子複はルーマニアペアが優勝

混合ダブルス決勝についで行われた女子ダブルス決勝。2種目続けて日本ペアの登場となったが、早田/加藤は攻撃力で優るルーマニアペアに力及ばず、惜しくも銀メダルに終わった。ディアコヌ/ドラゴマンは同種目でルーマニアに初のタイトルをもたらした。

 

ディアコヌ/ドラゴマンがヨーロッパ勢の活躍も印象づけた
 
ルーマニアペア、歓喜の抱擁
 
ルーマニアペアはパワーで日本ペアを圧倒
 
早田/加藤は0対3から2ゲームを返すも一歩及ばず

 

<女子ダブルス決勝>
ディアコヌ/ドラゴマン(ルーマニア) 7,8,6,-5,-9,9 早田ひな/加藤美優(日本)

女子ダブルス決勝は、早田が混合ダブルス決勝に続けての出場となった。女子シングルスの準決勝で石洵瑶に敗れた加藤と混合ダブルスで優勝を逃した早田は気持ちの切り替えが難しかったのが、出足が悪く表情も集中し切れていない様子でスタート。そこに付け入るようにルーマニアペアは威力のある両ハンドドライブでコースを突いて優位に。3ゲームを連取した。ようやくエンジンがかかってきた日本ペアはレシーブに変化をつけるなどして、ルーマニアペアにプレーをさせず、2ゲームを連取。
しかし第6ゲームは、序盤からルーマニアペアの好プレーと日本ペアのミスが重なりルーマニアペアが7-2と大きくリード日本ペアも引き合いで応じるなどして、6-8まで点差を縮めるが、ルーマニアペアに逃げ切られ、ルーマニアペアが初優勝を決めた。
ルーマニアペアは世界ジュニアにおいて、2005年のリンツ大会の男子シングルスで優勝したバウム以来、ヨーロッパに2枚目の価値ある金メダルをもたらした。

■早田ひな選手
混合ダブルスが終わった時点で、自分は大丈夫と自分に言い聞かせて次の女子ダブルスに備えていたんですけど、やっぱり台につくと、さっきと同じ台で同じ雰囲気で少しやりにくい部分があって、自分の攻撃ミスだったり、気持ち的にも思い切ってできない部分が結構ありました。加藤さんにはすごい迷惑かけたなと思います。
相手は両方バックサービスで、レシーブはストップして、ダブルストップを狙っていくというタイプだったので、3ゲーム目まで自分たちがサービスに回転をつけなくて相手の思い通りにプレーさせてしまったので、そこをもうちょっとはやく回転をかけて、ストップをするなら自分たちから打ちに行くという展開を早くすればよかったなと思います。



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