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全日本卓球2017 女子シングルス準決勝 平野が橋本を破り2年連続の決勝進出!

女子シングルス準決勝の第2試合は2年連続の決勝進出を狙う平野(JOCエリートアカデミー/大原学園)と初の決勝進出を目指す橋本(四天王寺高)が対戦。平野が4対0で勝利を収め、決勝進出を決めた。
 

<女子シングルス準決勝>
平野(JOCエリートアカデミー/大原学園) 11-7,11-8,11-9,11-8 橋本(四天王寺高)

 平野と橋本は昨年のジュニア女子の準決勝でも対戦しており、そのときは3対2で橋本が勝利を収めている。雪辱を期して試合に臨んだ平野は序盤から回転量の多いドライブで試合の主導権を握る。カット主戦型の橋本のフォアサイドへ厳しくドライブを送ってからバックサイドへのドライブで得点を決めるなど、厳しいコース取りが光り、11-7でゲームを先制する。
 第2ゲームは平野の攻撃に対応し始めた橋本が素早い攻守の切り替えからバックハンド強打を決めるなど、中盤までリードを広げる。しかし、平野は5-6とリードされたところから、自身のサービスで得点を決めるなど4連続得点で逆転。ラリーの中で橋本を前後に揺さぶるなど、落ち着いた攻めでゲームカウントを2対0とした。
 第3ゲームも平野がゲームの主導権を握る。スタートからリードすると、最後まで橋本に流れを渡さず11-9でゲームを奪った。10-9のラリーでは、橋本のフォアサイドを切る厳しいドライブで得点を挙げて勝利に王手をかけた。
 迎えた第4ゲームは平野が5-1とリードしたところで橋本がタイムアウトを取る。このタイムアウト直後、橋本が4連続ポイントを挙げて同点に追いつく。しかし、平野は積極的な攻めの姿勢で橋本に流れを渡さない。サービスで効果的に得点を挙げるなど、最後まで試合の主導権を握り続けて11-8でこのゲームを奪取。昨年の対戦で敗れた相手にリベンジを果たして2年連続決勝に進出を決めた。
 一方の橋本は初のベスト4進出となったが、平野の回転量の多いドライブの前に試合のペースを握ることができず、試合終盤は腰の据えたカットで平野に食らいつく場面もあったが、ゲームを奪うまでには至らなかった。

■橋本帆乃香のコメント
「自分の持っているものを全部出し切ろうと思いました。0対4で負けましたが、今後の試合で今日もらった課題を克服して次の試合に備えたいです。攻め込まれたときに返すだけしかできなかったので、もっと3球目とかラリー中の攻撃の精度を高めていきたいです。平野さんはこの1年で中国に行ったりして、安定感がすごく増していました。サービスもよくて精神的にも強くなっていました。今大会はまさかここまで来られるとは思っていなかったので、120%以上の力が出せたと思います」

平野が威力のましたドライブで橋本を打ち破り決勝進出
 
橋本に十分な対策をして試合に臨んだことがうかがえた
 
橋本は決勝進出を狙うも平野に敗戦
 


 

詳しい情報は日本卓球協会ホームページに掲載されています。
日本卓球協会:http:/www.jtta.or.jp
全日本卓球(特設サイト):http://japantabletennis.com/zennihon2017

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