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元日本代表が世界卓球を語る「梅村礼の眼」⑦

世界卓球2017デュッセルドルフでは、全日本チャンピオンの座に2度輝き、日本代表としても活躍した梅村礼がその鋭い目で見た世界卓球を語る。ここでは、女子シングルス4回戦の話を聞いた。


ayazo.jpg<女子シングルス4回戦>
石川 6,7,7,8 サマラ(ルーマニア)

石川選手は台から距離をとって打ってくるヨーロッパ選手のスタイルを苦手にしていましたが、今日の試合では自分のペースで試合を進めることができていました。内容を見ると、サマラ選手を台から下げて、左右に振り回して、自分のタイミングで打ちたいコースに打てていました。サマラ選手はいろいろなボールに対応できる選手ですが、今日は石川選手との実力差がでたかなと思います。見ている人も安心してみることができた試合でした。
丁寧選手との準々決勝はお互いに意識をしていると思います。石川選手はここを崩さないとメダルはないので、対策は十分にしてきていると思います。自分の精一杯のプレーをしてくれることに期待したいです。

朱雨玲(中国) 9,-8,1,-6,7,5 伊藤
今日の試合を見た限りでは、日本選手は中国に対策を立てられていると感じました。ベンチでは徹底して伊藤選手のフォアでのミート打ちを警戒してバック側にボールを深く送って、バック側からつぶすように指示を出していました。
彼女の思い切りの良さが出て、チキータなど多彩なレシーブで2ゲームを取ることはできましたが、展開が悪くなると安全なプレーを選択してしまい、思い切りの良さが消えてしまいました。中国選手はそういった隙を見つけると、徹底して突いてくるので、展開が悪くなったときに思い切りよくプレーすることが今後の彼女の課題になると思います。バックハンドで緩急をつけたり、左右に揺さぶったりすることはできていたので、今後は相手を前後に揺さぶることができるような技術を身に付けることが必要だと思います。

木子(中国) 7,3,9,3 加藤
昨日まで、良い試合を展開していた加藤選手ですが、対中国選手となると、まだ少し力が不足している部分があると感じた試合でした。以前までと比べてミスは減りましたが、木子のように台の近くで押し込むようなボールを打ってくる選手に対しては返球するのが精一杯なので、そういったボールに対してのクオリティーを高めていくことが必要だと思いました。
初出場でベスト16という結果については、日本女子の層の厚さを見せる結果だと思います。お互いに競争意識がある中で、自分だけ先に負けられないという思いが強いと思うので、そうした競争の中で成長できていると思います。日本全体にいい循環が生まれているといえるでしょう。
 


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今大会の模様は卓球レポート7月号(6月20日発売)に掲載

公益財団法人日本卓球協会:http://www.jtta.or.jp
世界卓球2017デュッセルドルフ/公式サイト(英語):http://www.wttc2017.com/en.html
国際卓球連盟(ITTF)世界卓球2017デュッセルドルフ(英語):
http://www.ittf.com/tournament/2705/world-table-tennis-championships/

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