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世界卓球2017デュッセルドルフ7日目⑦ 馬龍がボルを破り、準決勝進出

男子シングルス準々決勝は馬龍とボルが対戦。馬龍がボルの好プレーに苦しみながらも勝利。前回大会に続く連覇へ向けて、準決勝へと勝ち上がった。
 

馬龍がボルを破ってベスト4に進出

強烈なフォアハンドドライブで試合を優位に進めた

敗れはしたもののボルは観客の大声援に渾身のプレーで応えた


<男子シングルス4回戦>

馬龍(中国) 5,-8,4,-5,4,9 ボル(ドイツ)


 馬龍対ボルの試合を前に超満員にふくれあがったスタンド。試合開始前から大きな盛り上がりを見せた1戦は、第1ゲームを馬龍が先制。厳しい台上プレーから強烈なフォアハンドドライブを決めるなど、ラリーの主導権を握った。
 第2ゲームは終盤まで点差が離れない中で、8-8からボルが3連続得点でゲームを取り返した。ボルはサービスから馬龍のストップが浮いたところを打ち抜くパターンやロングサービスで馬龍のミスを誘うなど、サービスからの展開で馬龍をリードして。ゲームを取り返した。
 第3ゲームは再び馬龍がリード。ボルは馬龍の強打を防ごうと厳しいレシーブを見せるが、その分ミスも見られ、4-11で落とした。
 第4ゲームはボルが序盤から得点を重ねる。卓球台に近い位置を保ち続けて馬龍の強打を前でカウンターするなど厳しいプレーを続けたボル。観客の大声援に後押しされるように気迫のこもったプレーでゲームを取り返した。
 第5ゲームは馬龍がロングサービスを軸にしてラリー戦で得点をするケースが続く。ラリー戦では強烈なフォアハンドドライブで馬龍が優位に進め、11-4でゲームを奪う
後がなくなったボルは、第6ゲームで渾身のプレーを見せる。馬龍のドライブに対して決して下がらずに前で対応してカウンターを決めるなど、8-4とリードを広げた。しかし、ここから王者・馬龍が4連続得点で同点に追いつくと、9-9からストップの展開から強烈なフォアハンドドライブをボルのフォアサイドに打ち抜いて得点。勝負どころでより厳しいプレーを見せた馬龍が11-9でこのゲームを制して準決勝進出を決めた。ボルは敗れはしたものの超満員の観客の前で馬龍の強力なドライブを前陣でカウンターするなど、渾身のプレーで会場をわかせた。
 


今大会の模様は卓球レポート7月号(6月20日発売)に掲載

公益財団法人日本卓球協会:http://www.jtta.or.jp
世界卓球2017デュッセルドルフ/公式サイト(英語):http://www.wttc2017.com/en.html
国際卓球連盟(ITTF)世界卓球2017デュッセルドルフ(英語):
http://www.ittf.com/tournament/2705/world-table-tennis-championships/

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