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世界卓球2017デュッセルドルフ7日目⑧ 森薗/大島は決勝で中国ペアに惜敗

男子ダブルス決勝は森薗/大島ペアが56年ぶりの優勝をかけて樊振東/許昕(中国)と対戦。各ゲームともに接戦を繰り広げたが、中国ペアに敗れた。
 

樊振東/許昕が男子ダブルスを制す

中国ペアは勝負どころでの強さが際立った

各ゲームとも接戦になったが日本ペアは一歩及ばず


<男子ダブルス決勝>

樊振東/許昕(中国) 9,14,9,-6,11 森薗/大島


 決勝の中国ペアとの対戦を前に、「アグレッシブに正確にプレーすることが大切」と話していた森薗/大島はその言葉どおり、第1ゲームから厳しいプレーで中国ペアの強打を封じた。一方の中国ペアも正確なストップ、樊振東のチキータを軸に得点を挙げる。終盤まで互いに譲らない展開が続き、9-9となるが、日本ペアはストップの展開から許昕にフリックレシーブを許して失点。続くラリーでは、ラリー戦で打ち負けて9-11で第1ゲームを落とした。
 続く、第2ゲームは日本ペアがストップの展開から相手のミスを誘うなど、丁寧なプレーで中国ペアを9-6とリード。しかし、ここからチキータレシーブのミスなどで、3連続失点。9-9からのラリーでは大島が樊振東のチキータをカウンターで決めてゲームポイントを握ったが、10-9のラリーでは樊振東にラリーの中で、前陣で強烈なカウンターを決められて同点に追いつかれる。ジュースに入ってからはあと一本が取れない展開が続くと、14-14から中国ペアに連続得点を許して14-16でゲームを落とした。
 第3ゲームは両ペアともに、相手の強打を防ごうとラリーの早い段階で厳しいコースを突こうとするが、ミスをするケースが多くなる。日本ペアは6-7とリードを許したところから、大島のフォアハンドドライブで得点を挙げるなど、9-7と逆転。このまま決めにかかりたいところだったが、台上でストップがわずかに出たところを狙われて、9-9とされる。ここで得点を挙げたいところだったが、第1ゲームに続いてまたしても中国ペアに連続失点を許して9-11で3ゲームを奪われた。
 第4ゲームは中国ペアがサービス・レシーブでミスをする場面が増え、日本ペアがリード。8-6から3連続得点で1ゲームを返した。日本ペアは劣勢ながらも高い集中力を保ち、厳しいプレーが光った。
 第5ゲームは森薗が台上のボールをフリックで強打するなど、先に攻める展開が続いて日本ペアがリード。しかし、6-4リードで迎えた許昕のサービスに対して大島が2本連続でレシーブミス。「それまではナックル性サービスを出してきていたのですが、下回転サービスを出されて思っていた以上に回転がかかっていてミスしました(大島)」というように、中盤の大事な局面でサービスを変えてきた中国ペアに対してレシーブが乱れて同点に追いつかれた。その後、大島がドライブでチャンスをつくり森薗が前陣で決める形などもあり、再びリード。10-8とゲームポイントを握った。しかし、許昕のサービスに対して大島のチキータを読まれて、樊振東にコースを突いたバックハンドドライブを決められると、続くプレーでは大島のストップが浮いたところを強打されて失点。この場面について大島は「6-4の場面で2本連続でレシーブミスをしてストップの感覚が狂いました。そのため10-8のレシーブでストップではなくチキータを選択しました。その後のラリーでストップを選択しましたが、浮いてしまいました」と語った。10-10とジュースに持ち込まれた日本ペアはここからリードしたいところだったが、勝負どころで台上プレーが甘くなったところを狙われて11-13で敗戦。
 各ゲームともに接戦となったが、あと一本のところが取れなかった日本ペア。56年ぶりの金メダルも遠くなかっただけに、悔しさの残る敗戦となった。2年後、再び世界卓球の舞台に2人が立ち、金色のメダルを獲得してくれることに期待したい。
 


今大会の模様は卓球レポート7月号(6月20日発売)に掲載

公益財団法人日本卓球協会:http://www.jtta.or.jp
世界卓球2017デュッセルドルフ/公式サイト(英語):http://www.wttc2017.com/en.html
国際卓球連盟(ITTF)世界卓球2017デュッセルドルフ(英語):
http://www.ittf.com/tournament/2705/world-table-tennis-championships/

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