1. 卓球レポート Top
  2. 大会
  3. 国際大会
  4. ワールドツアー・ジャパンオープン
  5. ライオンジャパンオープン3日目⑤ 【女子シングルス】伊藤が梁夏銀に勝利して2回戦へ

ライオンジャパンオープン3日目⑤ 【女子シングルス】伊藤が梁夏銀に勝利して2回戦へ

女子シングルス1回戦では伊藤(スターツSC)が梁夏銀(韓国)に勝利して2回戦進出を決めた。石川(全農)は王曼昱(中国)に敗れて2回戦進出とはならなかった。
 
伊藤は梁夏銀に逆転勝ちで16強進出

石川は先制するも王曼昱に敗れた

 伊藤は梁夏銀(韓国)と対戦。第1ゲームは伊藤のバックハンドにミスが目立ち6-11でゲームを先制される。第2ゲームはジュースにもつれる接戦となったが、伊藤がロングサービスで得点をするなど12-10でゲームを取り返した。第3ゲームは梁夏銀のミスの少ないプレーに対して伊藤のミスが続いてゲームを奪われるが、第4ゲームで9-9から連続得点でゲームを奪取。徐々にペースをつかんだ伊藤が第5、第6ゲームを連取してゲームカウント4対2で勝利した。

 石川は世界ジュニアを連覇した王曼昱(中国)と対戦。両者は今年2月のカタールオープンでも対戦しており、そのときは石川が王曼昱にストレートで敗れている。
 雪辱を期して臨んだ石川は第1ゲーム前陣でのピッチの速いラリーから得点を重ねてゲームを先制。王曼昱のバックサイドにボールを集めたところからチャンスをつくり、試合の主導権を握った。
続く第2ゲームからは王曼昱が反撃。石川の打球点の早い攻撃に対してタイミングが合いだし、両ハンドドライブで得点を重ねた。王曼昱は左右に振られてもしっかりと両ハンドで対応。回転量の多いバックハンドドライブでゲームの主導権を握った。一方の石川は焦ってミスが目立ち、ゲームを連取された。
 第4ゲームも王曼昱にリードを許した石川だが、終盤に9-10と追いつくと、ここで中国ベンチがタイムアウト。なんとか追いつきたい石川はタイムアウト明けのラリーでフォアサイドへのロングサービスから3球目強打を決めて同点に追いつく。続く王曼昱のバック前のサービスに対してはチキータで返球して得点。11-10とゲームポイントを握る。ここで決め切りたいところだったが、続くラリーでフォアハンドドライブをミスして失点すると、最後は台上のストップに対応できずにミス。12-14でこのゲームを落とした。
 第5ゲームは王曼昱の両サイドを突いた石川だが、王曼昱がこのボールに反応して両ハンドドライブを決める展開が続き、7-11で敗戦。勝利のチャンスはあっただけに悔しい敗戦となった。
 


<女子シングルス1回戦(日本選手関係)>
伊藤(スターツSC) -6,10,-6,9,7,5 梁夏銀(韓国)
王曼昱(中国) -6,8,6,12,7 石川(全農)

今大会の模様は卓球レポート8月号(7月20日発売)に掲載

公益財団法人日本卓球協会:http://www.jtta.or.jp
ライオン卓球ジャパンオープン荻村杯2017:http://japantabletennis.com/japanopen2017/
国際卓球連盟(ITTF):http://www.ittf.com/

\この記事をシェアする/

Rankingランキング

■大会の人気記事

NEW ARTICLE新着記事

■大会の新着記事