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インターハイ三冠王渋谷浩が見た郡山大会<2> 女子学校対抗準決勝

【女子学校対抗準決勝】

■四天王寺(大阪) 3-0 遊学館(石川)

 四天王寺はトップの木村、2番の宮﨑、ダブルスの梅村/塩見と最後まで王者の強さを見せる戦いぶりでした。特にキャプテンの木村は昨日の敗戦もあってか気迫のプレーが光りました。<四天王寺は後半に梅村と塩見が控えており、強力な選手を後ろに回せるというところも、チームとしての強みですね。
一方の遊学館は1年生の出雲を中心に大健闘のベスト4進出といっていいでしょう。今後に出雲とペアを組んだ千葉をはじめ、1、2年生を中心としたチームだったので、来年のさらなるレベルアップに期待したいですね。

 

■明徳義塾(高知) 3-0 愛み大瑞穂(愛知)

 明徳義塾は前半で先行されてしまいましたが、トップの井、2番の里川ともに逆転でチームに勝ち星をもたらしました。
 1番の井は、相手エースの秋山に積極的な攻撃でリードを広げられました。序盤は秋山の出来が非常に良かったといえるでしょう。一方の井は防戦となりましたが、中盤から台から距離をとって攻撃を仕掛け始めたことが勝利につながりました。2番の里川は、石田の回転に変化をつけたカットに苦しめられましたが、中盤以降はカットの回転に慣れ始めたことで勝因です。良い流れでダブルスに回すことができ、試合を締めることができたので明日の決勝に向けて非常に弾みのつく勝ち方だったといえるでしょう。
 愛み大瑞穂はキャプテンの秋山を中心にチームワークの良さが光りました。ベンチ、スタンドの応援も含めて一致団結して戦ってつかみとったベスト4だと思います。単複に出場した野村を中心に、ベンチに入った2年生たちは良い経験を積んだと思うので、この経験を糧に今後も頑張ってほしいです。

 

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渋谷浩
平成11年度全日本チャンピオン
第52回インターハイ名古屋大会(1983年)
学校対抗優勝(熊谷商業)、男子シングルス2位、男子ダブルス優勝
第53回インターハイ横手大会(1984年)
学校対抗優勝(熊谷商業)、男子シングルス優勝、男子ダブルス優勝
第54回インターハイ鶴来・野々市大会(1985年)
学校対抗優勝(熊谷商業)、男子シングルス優勝、男子ダブルス優勝
 

 


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試合の詳細な記録は下記サイトをご覧ください。
平成29年度全国高等学校総合体育大会:http://2017soutai.jp/
全国高等学校体育連盟卓球専門部:http://www.koutairen-tt.net/
今大会の模様は卓球レポート9月号(8/20発売)に掲載予定です。
 

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