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2017年世界ジュニア6日目④混合複、韓国とルーマニアが4強入り

世界ジュニア選手権イタリア大会6日目、個人戦各種目が行われ、混合ダブルスはベスト4が出そろい、韓国ペアとルーマニアペアが中国の表彰台独占を阻止した。
 

安宰賢(左)/金智淏は安宰賢のパワーボールが大きな武器
 
プレテア(左)/ディアコヌは大熱戦の末に中国ペアを撃破
 
ルーマニアペアはメダル確定に歓喜
 
団体でも男女で表彰台に上ったルーマニアが活躍
 
別格の強さ、王楚欽(左)/孫穎莎
 
攻撃力では群を抜く薛飛(右)/王曼昱
 

<混合ダブルス3回戦(日本選手関係)>
薛飛/王曼昱(中国) 6,7,5 田中/長﨑
安宰賢/金智淏(韓国) 6,8,8 髙見/木村

<混合ダブルス準々決勝>
薛飛/王曼昱(中国) 6,9,9,5 シドレンコ/A.ディアス(ロシア/プエルトリコ)
プレテア/ディアコヌ(ルーマニア) −8,8,12,−3,8,6 徐海東/銭天一(中国)
安宰賢/金智淏(韓国) 7,9,−7,8,6 牛冠凱/石洵瑶(中国)
王楚欽/孫穎莎(中国) 5,4,1,7 フランシスコ/周穎詩(ポルトガル/香港)

日本の2ペアは3回戦で競合ペアと当たり敗退。田中/長﨑は第1シードの薛飛/王曼昱と対戦するも、薛飛のパワーボール、王曼昱の女子トップレベルの両ハンドの攻撃力を押さえる術が見つからなかった。髙見/木村は安宰賢の中陣からの唸るようなドライブに対応できずに完敗。国際大会での経験不足という面も否めないだろう。

準々決勝では2組の中国ペアが敗れ、ルーマニアと韓国のペアがメダルを確定させた。
安宰賢/金智淏は安宰賢のパワーボール頼みだが、徹底してコースを突いて繋ぐだけという金智淏のプレーも地味ながら勝利に大きく貢献している。昨年、決勝で日本の松山祐季/早田ひなペアを破った趙勝敏/金智淏でも韓国ペアの優勝を支えた。
プレテア/ディアコヌは大きなラリーにも強く、中陣からでも両ハンドで決定力のあるボールが打てるプレテアと男子のボールにも対応できるディアコヌの好ペアで、表彰台独占を狙う中国ペアを熱戦の末に打ち破った。
薛飛/王曼昱、王楚欽/孫穎莎にかんしては、敗れた中国ペアとは実力的に大きな差があると見ていい。準決勝は韓国ペア、ルーマニアペアにとっては厳しい戦いとなることが予想される。


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