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全日本卓球2018 ジュニア男子のベスト4が決定。張本、戸上らが勝ち進む

ジュニア男子準々決勝では張本智和(JOCエリートアカデミー)らが勝利してベスト4入りを決めた。


 張本は濱田一輝(愛工大附属中)と対戦。張本は序盤固さが見られ、濱田に前陣で攻め立てられるシーンもあったが、9-9の自身のサービスからの展開で連続得点。非常に難しい入りとなったが、しっかりと立て直すあたりはさすがといったところか。これで流れをつかんだ張本は第2、第3ゲームは落ち着いた試合運びでゲームをリード。トレードマークともいえる雄たけびも聞こえ始め、ストレート勝ちでベスト4へと勝ち進んだ。一方の濱田は出足から張本のお株を奪う前陣速攻が光るも一歩及ばなかった。試合後、濱田は「相手は強い選手なので、気持ちで負けないようにしようと思って臨みました。1ゲーム目は9オールで競っていて、そのゲームを取ることができたら2ゲーム目、3ゲーム目もよくなったと思うが、落としてしまいました。張本選手は競ったときの戦術がよくて。9オールの時に2本続けてレシーブミスをしてしまいました。その時の相手のサービスのコースと質がすごく高かった。それまで使っていなかったロングサービスと下回転を使われました」と試合を振り返った。

 第1シードの宇田幸矢(JOCエリートアカデミー/大原学園)は宮川昌大(野田学園高)と対戦。ここまで強敵を連破してきた宮川を相手に宇田は一発の威力のある両ハンドでゲームを優位に進める。シニアクラスの威力を持つ攻撃力で3対0で勝利を収めた。

 戸上隼輔(野田学園高)は浅津碧利(JOCエリートアカデミー/帝京)と対戦。第1ゲームからジュースの接戦となるが、ラリー力で上回る戸上が競り合いを制してストレート勝ち。浅津は序盤から気迫のこもったプレーを見せたが、あと一点を奪うことができずベスト8敗退となった。このほか、金光宏暢(大原学園高)は手塚崚馬(明徳義塾中・高)にフルゲームの末に勝利。手塚のスマッシュに苦しんだものの最終ゲームは序盤でリードして手塚を突き放した。
準決勝はこのあと、11時10分から行われる。

<ジュニア男子準々決勝>
宇田幸矢(JOCエリートアカデミー/大原学園) 5,2,8 宮川昌大(野田学園高)
金光宏暢(大原学園高) 8,-8,4,-8,6 手塚崚馬(明徳義塾中・高)
戸上隼輔(野田学園高) 12,9,9 浅津碧利(JOCエリートアカデミー/帝京)
張本智和(JOCエリートアカデミー) 9,7,4 濱田一輝(愛工大附属中)


 

張本はストレート勝ちで準決勝へ
 
宇田は宮川とのサウスポー対決を制す

戸上は接戦での勝負強さが光った

金光は手塚にフルゲームの末に勝利

詳しい情報は日本卓球協会ホームページに掲載されています。
日本卓球協会:http:/www.jtta.or.jp
全日本卓球(特設サイト):http://www.japantabletennis.com/zennihon2018

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