男子ダブルスは準々決勝が行われ、明日の準決勝に臨むベスト4が出そろった。
水谷／大島（木下グループ）は前回王者の丹羽／酒井（スヴェンソン／明治大）と対戦し、ゲームオールの末に勝利。奇数ゲームの回りではなかなか得点が取れずリードを許したが、第2、第4ゲームを奪って最終ゲームに持ち込むと、最後は終盤で水谷が2本連続で回り込みフォアハンドドライブを決めるなど、勝負強さを発揮して逆転勝ち。チャンピオンペアを破ってベスト4に名乗りを上げた。
宇田／張本（JOCエリートアカデミー・大原学園／JOCエリートアカデミー）はダブルス巧者の張／高木和（東京アート）に勝利。明日の準決勝では水谷／大島と対戦する。
社会人チャンピオンの上田／吉田（協和発酵キリン）は森薗／渡辺に勝利。序盤は森薗のチキータに苦しんだ上田／吉田だが、中盤以降はチキータに対して的確にコースを突いた両ハンドでラリーを優位に進めて勝利を収めた。
第2シードの藤村／吉村（日鉄住金物流／愛知工業大）は松平／森本（協和発酵キリン）に勝利。1対1で迎えた第3ゲームは6-8とリードを許したところから5連続得点で逆転。これでゲームの流れをつかんで、逆転勝ちで4強入りを決めた。
＜男子ダブルス準々決勝＞
水谷／大島（木下グループ） 3-2 丹羽／酒井（スヴェンソン／明治大
宇田／張本（JOCエリートアカデミー・大原学園／JOCエリートアカデミー） 3-1 張／高木和（東京アート）
上田／吉田（協和発酵キリン） 3-1 森薗／渡辺（明治大）
藤村／吉村（日鉄住金物流／愛知工業大） 3-1 松平／森本（協和発酵キリン）
水谷（右）／大島はフルゲームの末に前回王者を破った
宇田（左）／張本は社会人ペアに勝利
上田（左）／吉田は逆転でベスト4へ
第2シードの藤村（左）／吉村も準決勝に進出
詳しい情報は日本卓球協会ホームページに掲載されています。
日本卓球協会：http:/www.jtta.or.jp
全日本卓球（特設サイト）：http://www.japantabletennis.com/zennihon2018
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