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【男子団体】イングランド戦の監督・選手インタビュー

 

■倉嶋監督のコメント
「前半で1点取れれば勝てると思っていましたが、3番を落として残念な結果になってしまいましたね。3番というのは常に団体戦の重要な部分で、そこでしっかり勝ち星を挙げられなかったというのがやはり痛かったのかなと思います。水谷と張本に関しては、張本は簡単に負けてしまいましたけれども、できる限りのことはやれたと思いますし、僕のオーダーミスというのもあります。
 張本を3番に置いて、丹羽を2点出すかというところで最後まで迷いましたが、智和をサムソノフに勝った勢いでもうひと伸び成長させたいなと思って、ワールドチームカップでは0対3で負けてたんですが、あえてもう一度ピッチフォードに当てに行きました。チームカップでは負けていた樊振東にはアジアカップでリベンジを果たしているので、ピッチフォードにもここでリベンジできたら自信を付けることができると思っていましたが、完璧にやられました。相手のピッチフォードが素晴らしいの一言でした。
 ピッチフォードの強いところは、正確性の高いバックハンドをどのコースにも前陣でも中陣でも打てるというところです。水谷戦の最後2本のバックストレートはこの試合で一番素晴らしいボールをあそこで打たれたという感じですね。ピッチフォードは前陣だけでなく下がってもバックハンドを振れますし、今日は台上も非常によかったのでそこで智和が崩されてしまいました。やられることは分かっていましたが、今日のピッチフォードはそれ以上でした。張本は自分のペースをつかめないとああいう試合になってしまいますね。あそこで修正しながら戦っていけると、水谷のように競ることができますが、智和はまだまだそこまで修正していく能力がない。その前に技術の幅がないので、なかなか修正するところまでいきません。
 水谷の調子は初戦よりも少しずつ体も動いてきて上がってきていると思います。負けてしまったことはしょうがないので、次に進むしかないと思っています。一つ一つ勝って、メダル獲得、そして、中国に挑戦するところまでと思っています。
 あまり振り返らずに、次の一戦一戦に選手1人1人が自分の役目を果たしてくれれば勝ち進んで行けるかと思います。これでグループリーグ1位はほとんどないと思いますが、また切り替えて明日を迎えます」

■丹羽選手のコメント
「調子は悪くはなかったんですが、イングランドの3選手の中で一番やりづらい相手でした。本当は直前まで僕が2番手のつもりだったので、智和も僕も心の準備ができなかったというところもあると思いますし、相手もやりやすそうにプレーしていました。ウォーカーはバックハンドが強くて、チキータからのバックハンドがよく、僕のサービスからの展開がなくて、相手はサービスのときに思い切ってきました。個人戦ではそこまでではないですが、団体戦に非常に強い選手で、団体戦の難しさを感じました。
 まだ切り替えられないですが、寝て、しっかり反省して、明日しっかり勝って予選を上がってどこの国と当たっても勝てるように頑張りたいです」

■水谷選手のコメント
「今日の2試合に点数を付けるとしたら、40点くらいですかね。ほとんどいいところはなかったと思います。接戦に持ち込めたのが不思議なくらいで、自分の練習してきたことが全然生かせず、本当に悔やまれます。
 ピッチフォードは最初はすごくよくて着いていくのが精一杯でしたが、4,5ゲーム目は相手も緊張しているのが伝わって、かなり凡ミスもあったんですが、そのチャンスを自分が全然生かすことができなくて。最後の8-9、8-10でもチャンスボールだったんですが、入れにいってしまったというか、いつもだったら強く打てるボールなのに全然強く打てなくて、やはりその辺が、自分の弱さなのかなと思いました。自信がありませんでしたね。チャンスボールでも1本もミスれないという状況でメンタルの弱さが出たんじゃないかなと思います。
 今日戦ってみて、相手はイメージとしては2年前の方が強かった気がします。今日の1,2ゲーム目のようなどうしていいか分からないという状況でしたが、そのような感じでした。相手が最後緊張して弱くなっていたところを叩けなかったところが一番悔やまれるというか、弱さが出てしまったところですね。やり返せる流れはあったし、チャンスも来てたし、自分がなぜあそこで打てなかったのかというところをしっかり反省したいですね。最後の最後までボールが飛んでくる間、打つのか打たないのか迷って、結局悪い判断をしてしまったんじゃないかなと思います。
 今日は2試合とも、数え切れないくらい凡ミスが多くて、練習ではうまくいっていただけにこういう本番で自分の力を発揮できない、それが今回の僕の弱さだと思いますね。
 これからはもう1試合も負けられないので、もう向かっていくしかないですね。予選1位通過は厳しいと思うので、2,3位で上がって、1回勝ってメダル決定戦で相手を倒したい、それだけですね」

■張本選手のコメント
「前回よりひどい試合になるとは思っていませんでした。出足、少しアンラッキーが多かったんですけど、それにしても本当にひどい試合でした。
 ピッチフォードは、台上もラリーも何でもできる選手なので、ミドルやフォアに揺さぶろうと思っていましたが、逆に相手にやられてしまいました。
 最初は3番といわれていましたが、3選手とも見ていたので、特には影響はなかったと思います。
 相手の台上からのチキータは自分が体勢が整わずに打たれてしまいました。サービスエースもなく、ラリーで待てばよかったんですが、それもできませんでした。
 予選を1位で上がれないというのは本当に痛いですが、引きずっても仕方がないので明日勝ってトーナメントにつなげたいです」

 

 

日本男子、まだまだ巻き返しは可能だ
 

 

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(写真=佐藤孝弘 文=猪瀬健治)

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