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【男子団体】中華台北戦の監督・選手インタビュー

 

■倉嶋監督のコメント
「対策されてきた中で選手たちはよく勝ってくれたと思います。水谷は戦術が100%うまくいったので、凡ミスしない限りは負けないなという感じの試合ぶりでした。あそこまで徹底して戦術をしっかりできるのはさすがだなと思います。本来、中陣でのドライブが増えれば増えるほど調子が上がってくるタイプなので、昨日までは前陣につきすぎて体が動かなかったり、そういったプレーもあったので、彼本来の大きなプレー、その中で速いプレーというのが出てくると調子が出てくるのではないかと思います。
 張本は、フォア前にあまりチキータをさせないようにというのとミドル、フォアを突いてくるという部分を狙われていましたが、クロスに打ってしまうと荘智淵のカウンターが100%の確率で入ってきます。そこを伝えてはいたんですが、出足2本くらいパパーンとカウンターされて、『違うよ、全部ストレート行こう』と言ってからあまり後半は相手が攻め立てるところはなかった。1ゲーム目バックに集まりすぎて負けたので、2ゲーム目の1本目フォアに行って、そこから流れが変わったので、バックストレートが彼のキーポイントになるプレーだなと改めて思いました。
 松平と対戦した林昀儒は、中国以外のアジアで張本に次ぐ有望な選手で、バックハンドが天才的です。松平は得意のストップがきれいに決まって、あとは、チキータをやらせてラリーに持ち込む展開がうまくはまったので非常に健太らしい、いいプレーがよかったですね。
 丹羽は昨日の負け方がちょっと……。負けてもいいけど、負け方というのがあるので、今日はちょっと外してまた考えようかなというところです。
 あとまた一戦一戦乗り越えていって、ドローがよければまた生き返るチャンスは十分にあるので、最後やられるまで全力を尽くしてやる限りです。
 昨日は色々言っても、どん底に沈んだ状態だったので、言いはしましたがあまり効果はなかったのかなと思います。そのあと隼と張本と個別に話をしました。精神的に落ち込んでいるところをもう一回奮起して、まだ僕らは倒れたわけではないので」

■水谷選手のコメント
「昨日に比べたらよくなってはいるんですけど、まだまだ自分の本来のプレーとはほど遠いかなというのはありますね。判断がちょっと悪いというのがあって、勝負どころでも判断ミスが多かったです。1ゲーム目も3ゲーム目もリードしていてそこから3本も4本も連続で取られて、やはりその中の半分くらいは自分の判断ミスで相手にポイントをプレゼントしている部分があったので、そこを修正していけばもっと楽な試合になったと思うし、昨日は絶対勝てていたと思います。昨日の反省はかなり行かされていると思います。今日は試合中もずっと昨日のことを思い出して、迷ったらミスってもいいから強気で行くんだというのをずっと頭に入れていたので、そういう意味では今日は迷ったボールは強く行けたんじゃないかと思います。打球感覚も体の切れも試合を重ねてよくなってきているという感触はあります。
 正直、昨日試合終わったあとに監督に試合に出られるかと聞かれて『もうちょっと心も体もぼろぼろで無理です』って言ったんですけど、監督は『隼しかいないからお前が出て負けたらしょうがない』と言われたので、その期待に応えるというか、自分が日本のためにがんばんなきゃいけない、そのためにここに来ているので。今日はベストは尽くせたと思います」

■松平選手のコメント
「1番で智和が相手のエースに勝ってくれてすごくチームが勢いに乗って、水谷さんが3対0で勝ってくれて、気持ち的に楽にプレーができました。1戦目がよくなかったので、思い切ってやろうと思ってプレーしました。
 期待に応えないといけないという思いはあって、プレッシャーもありましたし、やってやろうという気持ちもあったので半分半分くらいで臨みました。
 起用は昨日ホテルに帰ってすぐくらいに監督から聞きました。イングランドに負けて、みんな落ち込んでいたので、うまく立ち直れてよかったです。もう一回負けているので、一戦一戦戦って、先を見ず、チーム一丸となって金メダルを目指します」

■張本選手のコメント
「1ゲーム目取られて、2ゲーム目からは、まずミスを減らしてラリーに持って行くように言われました。チキータも打たれて、レシーブを簡単に行きすぎていたので、しっかり散らしながらにしました。バックハンドはまだ一番いいときほど速くはないので、それを返されたときにまた次バックで返すのが今日はちょっとよくなかったので、しっかり準備したいです。バックハンドはまだ入れにいってる感覚で、いいときは一発で決めることができるのでそこはまだまだだと思います。
 サムソノフ選手も荘智淵選手もパワーがあまりないので、ピッチフォード選手みたいな速いボールがきたときにも対応できるようにしたいですね。荘智淵選手はミスがなくて的確なんですが、あれくらいのスピードだったら自分もまだ追いつけますが、相手が本当に強いときに調子のいいときのボールに対応できるようにしたいです。
 1ゲーム目を落としたときも、昨日ほどはやばいなという感じはなかったので、思いきっていこうと思いました。昨日の夜からはいつもどおりご飯を食べてあまり何も考えずに寝ました。今日の午前の練習のときに倉嶋監督から『1位はもう厳しいから、2位も3位も関係ないから思い切っていけ』と言われました。今日も試合前まではずっと不安でしたが、水谷さんも健太さんも絶対に負けるはずはないと思って試合をしたので、いい試合ができました。昨日は水谷さんの勝ちを見たあとの2番で、自分は少し安心してしまったので、1番で流れをつくる方がいいですね。予選の2位と3位も少し違うので今日の相手は本当に強い相手で、勝てるかなという不安はありました。
 バックハンドのノータッチがもっと増えれば、フォアハンドもよくなってくると思いますし、相手もバックに集めにくいと思うので自分のいいところが最大限生かせればいいかなと思います」

 

 

中華台北戦で吠えるベンチ。まだまだこれからだ!
 

 

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(写真=佐藤孝弘 文=猪瀬健治)

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