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【男子団体】日本が中華台北にストレートで快勝!予選通過が確実に

 

昨夜、イングランドに土をつけられた日本は中華台北と対戦。強敵の中華台北をストレートで快勝し、リスタートを切った。
 
<男子団体第1ステージ>
日本 3−0 中華台北
 
○張本 3−1 荘智淵
○水谷 3−0 陳建安
○松平 3−1 林昀儒
 
 
 昨夜、イングランドによもやの敗戦を喫した日本。生き返るために負けられない中華台北戦のトップは、張本に託された。対するは、中華台北のエース・荘智淵。第1ゲームは、荘智淵がクロスに集まる張本のボールをうまくさばいてあっさり先制する。昨夜のピッチフォード戦の完敗が尾を引いているのか、張本の動きも表情も冴えない。
 第2ゲームも序盤から荘智淵に離されるが、3−6で転機が訪れる。この場面で、張本はほんのわずかにモーションを変えて下回転が強めのサービスを出した。このサービスを横かナックルだと思ってレシーブした荘智淵は思い切りネットミス。水だと思って飲んだら日本酒だったような表情の荘智淵からは、明らかに動揺が感じられた。これを機に荘智淵はレシーブが思うようにできなくなり、張本はサービスから主導権を握りつつ、余裕を持ってストレートを突けるようになる。第2ゲームを取り、第3ゲームを14−12でもぎとると、第4ゲームは本来の畳み掛けるような速攻が戻り、3対1で荘智淵を下して日本に貴重な先制点をもたらした。
 
張本は昨夜の敗戦を払拭する先制点!

荘智淵はレシーブが乱れて遅れを取った

 

 2番の水谷対陳建安は圧巻だった。水谷はフォア前への逆横回転サービスやストレートへのバックハンドを効果的に使い、大きなラリー戦でも相手を圧倒。これぞ水谷!という貫禄のプレーで中華台北ツインエースの一角をストレートで沈めた。昨夜の敗戦を微塵も感じさせずにスタートから声を出し、得点毎にベンチに向かってチームを鼓舞するように吠える様は、まさにチームリーダー。「自分は日本の期待に応えるためにここにいる」という水谷の矜持が感じられる圧勝劇だった。
 
自らとチームを鼓舞する様は、まさにチームリーダー

 

 続く3番に倉嶋監督が起用してきたのは、松平。相手は張本に次ぐ逸材として世界が注目している17歳の林昀儒。互いに常人離れしたタッチを持つ両者の試合は、松平が持ち味のストップと多彩なブロックでチャンスをつくり、攻撃につなげる組み立てで第1ゲームを先制する。第2ゲームも松平が引き離すが、終盤に林昀儒の強烈なバックハンドドライブが立て続けに決まり、1対1のタイに。第2ゲームを逆転されたことで気が引き締まった松平は、第3ゲームから台上がより正確になり、ブロックも冴え始める。大きなラリー戦になっても豪快なバックハンドドライブで得点するビッグプレーも飛び出し、第3、第4ゲームを連取して日本に勝利をもたらした。
 
 この勝利で予選通過を確実にした日本。選手たちの動きや表情を見ても、昨夜のイングランド戦での敗戦の影響は感じられない。日本男子復活の狼煙は力強く上がったといえるだろう。
 
 
松平は華麗なブロックで決勝点を上げた

張本に次ぐ逸材として注目の林昀儒

吠えるベンチ。日本はまだまだ死んでない!

 

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(写真=佐藤孝弘 文=猪瀬健治)

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