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【男子団体決勝トーナメント1回戦】オーストリアが大逆転でポルトガルを下す


0対2から大逆転!オーストリアがポルトガルを下し、ベスト8へ!
 

ラストでR.ガルドシュがフレイタスを下す!

フレイタスは2番で勝利したが、ラストで防戦一方に

トリッキーなブロックを武器に4番で勝利したフェゲアル

3番で反撃の口火を切ったD.ハーベゾーン

アポロニアはフェゲアルのブロックにつかまった


 
<男子団体決勝トーナメント1回戦>
オーストリア 3-2 ポルトガル
 
 R.ガルドシュ  1-3 アポロニア○
 フェゲアル    1-3  フレイタス○
○D.ハーベゾーン 3-0  モンテイロ
○フェゲアル    3-0  アポロニア
○R.ガルドシュ  3-1  フレイタス
 
 オーストリア対ポルトガルの欧州の強豪対決は、タレント豊富なポルトガルが優位かと思われたが、結果はオーストリアが勝ち、準々決勝へ駒を進めた。
 
 1番、2番はポルトガルの2枚看板のアポロニアとフレイタスが取り、王手をかける。3番のモンテイロも経験豊富な実力者だけに、これでポルトガルで決まりと思われたが、オーストリアはここからがしぶとかった。
 3番のD.ハーベゾーンが果敢なプレーでモンテイロを一蹴し、反撃の口火を切ると、4番のフェゲアルもトリッキーなブロックと不意を突くカウンタードライブでアポロニアを下し、振り出しに戻す。
 
 ラストはオーストリアがベテランのR.ガルドシュ、ポルトガルはエースのフレイタス。最近の実績を見るとフレイタスが有利かと思われたが、ヨーロッパでは珍しく打球点の早さにこだわる卓球をするR.ガルドシュも侮れない。
 ラブオールの声がかかると、R.ガルドシュが序盤からエンジン全開でフレイタスを後手に回す。中国選手をも慌てさせるR.ガルドシュの速攻に、フレイタスはいつも以上に台から下がったプレーを強いられる。加えて、大会前に肋骨を痛めていたというフレイタスは、けがのせいかいまひとつ動きが冴えない。R.ガルドシュの攻め対フレイタスの台から下がってのしのぎという構図は最後まで変わることなく、R.ガルドシュが勝利。オーストリアが0対2から大逆転で勝利をもぎ取った。
 ベスト8に勝ち進んだがオーストリアは、ベスト4をかけて中国と対戦する。
 

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(写真=佐藤孝弘 文=猪瀬健治)

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