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【男子団体決勝トーナメント1回戦】ブラジルがクロアチアを敗り、準々決勝進出


ブラジルがクロアチアを3対2で下し、新たな歴史の扉をこじ開けた!
 

ツボイがラストで執念の勝利!

2点取りのカルデラーノ。華があり、「客を呼べる」選手だ

カルデラーノにゲームオールまで迫ったガシナ

ブラジルに新たな歴史が生まれた




 
<男子団体決勝トーナメント1回戦>
ブラジル 3-2 クロアチア
 
ツボイ 1-3 ガシナ
カルデラーノ 3-1 プカル
ヨウチ 2-3 コジッチ
カルデラーノ 3-2 ガシナ
ツボイ 3-2 プカル
 
 南米の怪物・カルデラーノ擁するブラジルと、ガシナを筆頭にパワーヒッターがそろったクロアチアの試合は、互いが勝ち点を取り合うシーソーゲームの末、ラストまでもつれる壮絶な展開になった。
 
 1番でガシナがツボイを下してクロアチアが先制すると、2番ではカルデラーノがプカルを下して取り返す。3番はコジッチがヨウチを下してクロアチアが王手をかけるが、4番では再びカルデラーノがガシナを打ち合いの末に下してラストにつなぐ。
 
 5番はパワーで勝るプカルがツボイに対して2ゲームを連取。第3ゲームもプカルが優位に試合を進めるが、終盤になって勝ちを意識したのか、急に振りが小さく鈍くなる。ツボイはこの瞬間を見逃さなかった。より強気で攻め込んで第3ゲームをジュースでもぎ取ると、第4ゲームも競り勝ち、ゲームオールに持ち込んだ。
 最終ゲームは一進一退で試合が進む。恵まれた体躯を生かした球威で引き離そうとするプカル。ベスト8入りのチャンスを逃してなるものかと必死にボールを追いかけ、しがみつくツボイ。最後はほんのわずかにツボイの執念が上回り、10−9でプカルのバックハンドがオーバーした瞬間、ブラジルに新たな歴史が生まれた。ベンチからブラジルの選手たちが飛び出し、ツボイがもみくちゃにされている歓喜の輪を見ながら時計に目を移すと23時を回っていた。4時間越えの熱闘だった。
 
 この原稿を書いている間に日付が変わってしまったが、ブラジルは今日、ベスト4をかけて強豪ドイツに挑む。ブンデスリーガで高い勝率を誇るカルデラーノが2点取りする可能性は十分にあり、ツボイも少々の技術やパワーの差ならチャラにしてしまうだけの執念をクロアチア戦で見せた。ひょっとしたらひょっとするかもしれない。
 

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(写真=佐藤孝弘 文=猪瀬健治)

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