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【ジャパンオープン】男女シングルス2回戦ハイライト

【女子シングルス2回戦】
平野が準々決勝進出。安藤、加藤、佐藤は敗退
 
平野は安藤との同士討ちを制した

前陣両ハンドが好調の劉詩雯

 
 
 女子シングルスは2回戦の半分にあたる4試合が行われた。
 平野美宇対安藤みなみの同士討ちは、平野に軍配。第1ゲームは安藤に先制されるが、平野は徐々に安藤のサービスと変化速攻に慣れて4ゲームを連取し、準々決勝に駒を進めた。
 加藤美優は陳幸同と対戦。長くて激しいラリー戦が随所で繰り広げられたが、そのラリー戦をことごとく陳幸同に奪われる苦しい展開で、加藤の準々決勝進出はならなかった。
 1回戦で胡麗梅(中国)との激闘を制した佐藤瞳は、鄭怡静(チャイニーズタイペイ)と対戦。佐藤は鄭怡静のパワードライブに必死のプレーで追いすがったが、最後は鄭怡静のパワーに押し切られた。
 優勝候補の劉詩雯(中国)は持ち味のつなぎ目のない両ハンドドライブで陳思羽(チャイニーズタイペイ)をゲームカウント4対1で退け、順当に準々決勝へ進んだ。
 
 
【男子シングルス2回戦】
松平が快勝。上田は吉村和弘との同士討ちを制して準々決勝進出
 
ケンタは充実のプレーで快勝

集中力を切らさずに吉村を下した上田

ボルは見事な対応力で曲者のM.カールソンを一蹴

 
 
 男子シングルス2回戦も4試合が行われた。
 松平健太はドゥダ(ドイツ)と対戦。ボルを少し荒っぽくした感じのドゥダは当たると恐い相手だが、松平は得意の台上でドゥダの豪打を封じ、常にラリーを優位に進める展開で快勝。ベスト8に駒を進めた。
 上田仁対吉村和弘の同士討ちは、ゲームオールにもつれる接戦になった。安定感で上田、打球の切れ味で吉村の構図で試合が進んだが、最後まで集中力を切らせず、吉村得意のチキータを封じるサービスのコース取りを工夫し続けた上田が吉村を振り切った。 
 ドイツの皇帝・ボルは、M.カールソン(スウェーデン)と対戦。先日行われた世界卓球2018ハルムスタッドでは、地元スウェーデンチーム銅メダル獲得の立役者になったフォア表のM.カールソンだったが、ボルには得意のスマッシュを封じられつつ完璧に対応されて、なす術がなくなってしまった。
 荘智淵(チャイニーズタイペイ)対ゴジー(フランス)のラリー志向派同士の対決は、ゴジーの粘りにめげずにラケットを振り続けた荘智淵が制し、準々決勝進出を決めた。
 

 
 

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(写真=佐藤孝弘 文=猪瀬健治)

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