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2018年世界ジュニア 日本男子もメダル確定 監督と選手のコメント

世界ジュニア選手権オーストラリア大会が、ベンディゴスタジアムで12月2日より開幕した。大会2日目、男子団体は18時30分(現地時間)から準々決勝が行われ、日本はルーマニアに3対0でストレート勝ち。女子に続きメダルを確定させた。試合後の心境を監督と選手たちに聞いた。

wjc181203-31.jpgトップに起用された宇田は気迫のこもったプレー
wjc181203-32.jpg競り合いを物にして快勝
wjc181203-33.jpg田中は絶対的な自信を持ったバック対バックの展開から優勢に
wjc181203-34.jpg団体戦で頼れる盤石のプレー
wjc181203-35.jpg戸上は初出場の世界ジュニアで自分のプレーができず
wjc181203-36.jpgしかし、3ゲーム目からは自分を取り戻し逆転勝ち


■田㔟邦史監督のコメント
 ルーマニアは一番警戒していたチームで、僕も選手も警戒していた分、最初から集中力を持って入れたと思います。宇田も111-9,13-11,11-9でしたが、注意していたこともあり、あのような戦い方ができたのかと思います。宇田が流れをつくってくれます。オーダーについては5時45分の提出でしたが、5時20分くらいまで迷っていて、戸上がプレテアに2勝0敗、それも4対0、3対0でまだ1ゲームも取られていないということもあるし、田中はシポスとプレテアと対戦したことがなく、宇田は3年前、1年半前に練習試合をしたという程度の情報しかなかったので、戸上を2点使うということを考えました。ただ、こちらは1試合目なので、みんなの出来もどの程度かわからない。なので、今までの情報は大事だけど、みんなの調子も大事なので、ルーマニアのオーダーはここ2年プレテアがエースだったので、こちらも真っ向勝負で宇田をエースにしていこうと、最後の最後に判断しました。
 田中は、プレテアがそれほど速い卓球ではないので、落ち着いてサービス、レシーブをして、しつこいところに対しては自分からミスしなければ全然問題ないと思っていました。あとはプレテアのフォアハンドが強いので無理してフォア側に持って行かないということ、田中はバックハンドが強いのでバックハンドで先手を取って、相手のバック側を攻めろと指示しました。そうするとプレテアは必ず回り込んでくるので、バックで先手を取っていれば、苦しみながらの回り込みになるので、そうすればこちらにチャンスが生まれます。サービスは最初右横回転系を出してうまくレシーブされたらすぐに逆横回転を使えと伝えました。逆横回転に対してはプレテアはほとんどチキータはしてこないで、フォアでストップしてくるので、そこは作戦通り行ったと思います。
 サービスの得点率が上がれば、レシーブは自分の好きなことが出来るので、まずはサービスの得点率を上げることを重視しています。レシーブは相手のサービスがあっての話なので、長いのか短いのか読めない。でも自分がサービスだったら自分で差0ビスからの展開をつくることが出来るので、サービスで得点することが大事だと思います。
 戸上は1試合目ということで、長い試合になるんじゃないかということは頭に入れていました。ただ、相手のキリタの情報が少なかったので、前半迷ったところはあったと思いますが、3,4,5ゲーム目はいつもの戸上に戻ってくれたと思います。世界ジュニアも初出場で、相手の情報もなく、自分も1試合目でというところで、自分の調子も分からなかったので、ああいう戦い方になったのかなと思います。でも、調子自体は悪くないと思います。3ゲーム目からはあまり細かいことを言わずに、サービスとレシーブの指示だけを出して、その通りに戸上がやってくれたので。3,4,5ゲーム目はおそらく1本しかストップしていないと思います。サービスは横回転とバックにロングサービス、レシーブはチキータかフリックかツッツキ、打つコースはバック。その3つの指示でやることが明確になったんじゃないかと思います。1ゲーム目はいろいろなことをやろうと思いすぎてミスが出て、どうしたらいいかわからなくなったというところがあるので、3ゲームを目取ることができて頭の整理も出来たんじゃないかと思います。
 準決勝の台湾は怖さはありませんが(※エースの林昀儒が出場していない)、サービス、レシーブはしっかりしているので派手さはありませんが、こちらもサービス、レシーブをしっかりして油断せずに臨みたいですね。

■宇田幸矢選手のコメント
思ったより最初緊張しました。11-9、13-11、11-9でどのゲームも競り合いになりましたが、各ゲーム終盤のレシーブとサービスのコントロールがうまくいったので勝ち切れたと思います。今の試合はミドルへのチキータが効いていたので、準決勝、決勝でも使っていこうかと思います。去年は出場が急に決まったので、団体戦でも緊張して自分のプレーができませんでした。今回も相手がルーマニアで強い選手だったので、思い切って自分のプレーをしようと思って試合に入りました。
 今日、3対0で勝つことができて、いい流れができていると思うので、明日の台湾戦では自分の持っているプレーを最大限に発揮して、決勝で中国に勝てるように頑張っていきたいと思います。

■田中佑汰選手のコメント
 1番で宇田がすごくいい流れをつくってくれて、2番もすごい入りがよかったので、勢いに乗って最後までいけたんじゃないかと思います。試合前にも監督やコーチから、集中力が切れたようなプレーをするのが相手の作戦だと聞いていたので、自分は集中力を切らさずに1本1本集中してやることを意識しました。田㔟監督には逆横回転の巻き込みサービスをフォア前とバックに長く出すことと、バック対バックで自信持って、できるだけ相手のバックを攻撃してつぶすという戦術でしたが、結果的にそれが実行できたんじゃないかと思います。
 今日はうまくいきすぎたという部分があると思うので、明日からもしっかり準備して1試合1試合全力でプレーしたいと思います。

■戸上隼輔選手のコメント
 序盤は思った以上に足が動かなくて混乱してしまって、それで流れが相手にいってしまいました。失った冷静さをなかなか取り戻すことができずに0対2になってしまいました。スロースターターを克服するという自分の課題を、今日の団体戦で強さを見せることができたら今後にもつながると思った一戦だったので、緊張して思うようにいかなくて焦りました。戦術的には田㔟監督から、フォア前の横とバックにロングサービスだけでいいというシンプルな戦術をいただいて、頭が冷静になったのでよかったです。3ゲーム目からは緊張もほぐれてきて、吹っ切れた形になりました。試合が終わってから、田中選手に試合中に下を向きすぎと言われて、それで初めて気づいて、そういうところが大事だなと改めて思いました。
 今回は団体戦金メダルという目標を掲げてきているので、明日の準決勝にも勝って次につなげていきたいと思います。

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