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ジャパンオープン札幌大会 日本勢は佐藤瞳、平野美宇がベスト8へ

 LION卓球ジャパンオープン荻村杯札幌大会が北海道札幌市の北海きたえーる(北海道立総合体育センター)で開催。
 3日目は女子シングルスの1〜2回戦が行われ、日本勢は佐藤瞳、平野美宇がベスト8に勝ち残った。

佐藤が拾いまくって丁寧を撃破!

平野が長﨑との同士討ちを制し、ベスト8へ

強烈なバックハンドを武器に、1回戦で朱雨玲を下した長﨑

石川は孫穎莎のサービスからの猛攻に勝機を見いだせず

伊藤は顧玉婷のワイドな揺さぶりに屈し、連覇ならず

早田は陳夢と互角のラリーを展開したが、越えるまでには至らなかった


●女子シングルス2回戦の結果
佐藤瞳 10,-6,-3,10,6,9 丁寧(中国)
平野美宇 -8,5,5,10,9 長﨑美柚
劉斐(中国) -11,-9,6,6,10,-7,11 森さくら
劉詩雯(中国) -6,5,-7,3,5,3 田志希(韓国)
王曼昱(中国) 9,5,2,8 陳幸同(中国)
孫穎莎(中国) 8,6,5,6 石川佳純
顧玉婷(中国) 5,-7,-5,5,3,9 何卓佳(中国)
陳夢(中国) 5,4,4,12 李皓晴(香港)

 女子シングルス最大のトピックス、というより本日最大のトピックスになったのが、佐藤瞳対丁寧(中国)の2回戦だ。
 佐藤は第1ゲームをジュースで奪うと、第2、第3ゲームは丁寧に連取されるが、第4ゲームを奪ってタイに戻す。ここから佐藤が、丁寧があきれて思わず笑みがこぼれてしまうほどの無我の鉄壁ゾーンに入る。丁寧の強打をカットで拾いまくったかと思えば、機を見た連続攻撃で丁寧の堅守を打ち抜く。結果、佐藤が、これまで数々のビッグタイトルを手にしてきた丁寧を下し、地元・北海道でセンセーショナルな勝利を飾った。
 試合後、「信じられない」と振り返りながらも「カットマンを代表するつもりで歴史を変えていきたい」と抱負を語った佐藤。明日はベスト4を賭けて平野美宇と対戦する。丁寧をはね除けたカットが平野をもはじき返すのか、要注目だ。


 平野美宇対長﨑美柚の同士討ちは、平野が勝利。平野は第1ゲームを落とすも、第2ゲームから得意の高速両ハンドが決まり、4ゲームを連取してベスト8へ勝ち上がった。

 一方、敗れはしたものの、長﨑は1回戦で優勝候補の一角、朱雨玲(中国)を撃破。男子ばりのチキータと、朱雨玲をも後手に回す高速バックハンドで大金星を上げた。長﨑の勝利は、自身の存在を世界にアピールしたと同時に、中国勢圧倒的優位になりつつある会場の雰囲気を変えた。このことが2回戦での佐藤の快挙に間接的につながったといえよう。

 石川佳純は1回戦で木原美悠の挑戦を退けたが、2回戦で孫穎莎(中国)に完敗。「サービスが分からなかった」と本人が振り返るように、レシーブから思うような展開がつくれないことが最後まで尾を引き、打開策を見いだせなかった。

 昨年の北九州大会に続き、ジャパンオープン連覇を目指した伊藤美誠は、顧玉婷のサウスポー特有の広角に打ち分けるバックハンドに手を焼き、敗れた。「目の前の1本を取ることにこだわりすぎました。そのことは間違っていないのですが、今後は1ゲームとか広い範囲で試合を捉えられるようにしていきたい」と試合後の伊藤。

 早田ひなは、1回戦で陳夢(中国)と対戦。世界卓球2019ブダペスト女子シングルスファイナリストを相手に、得意の巻き込みサービスと威力のある両ハンドで互角のラリーを繰り広げたが、わずかに及ばなかった。

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なお、詳しい試合の結果は大会公式サイトでご確認ください。
ITTF(国際卓球連盟):https://www.ittf.com/tournament/5005/2019/2019-ittf-world-tour-japan-open/

(写真=佐藤孝弘、文=猪瀬健治)

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